オススメ予算別小型MIDIキーボード2020！

今回からあると何かと便利なMIDIキーボードについてご紹介させていただきたいと思います。

その中でも今回はミニキーボードと呼ばれる普通の鍵盤よりもちっちゃい鍵盤を搭載したMIDIキーボードの中でお勧めをご紹介していきます！

MIDIキーボードって？

MIDIキーボードというのは元々はシンセサイザーと呼ばれる機材に接続し、演奏や制作の際に使用されていたものでした。

それも時代が進む事によって進化し、パソコンでDTMをする際に便利なUSB接続端子を搭載した機材が次々と発表をされ始めました。

そしてドラムを打ち込む際に便利なパッドを搭載したり、カラー液晶を搭載してDAWソフトをコントロールできたり、パソコン上の音源をまるでシンセサイザーのように操作できるタイプなど様々な機種が発売されています。

さらに時代は進み、 Bluetoothでパソコンやスマホと接続して使用出来るタイプも発売されてきています。

では、さっそくご紹介していきます！

1万円以内

KORG nanoKEYS 2

もしこれを読まれている方が楽器屋さんで安くてちっちゃいMIDIキーボードを下さいと言った時に、高確率で一回は紹介されるこちらのキーボード。

基本色に白と黒があります。（期間限定の色もあったりしましたが、ここでは割愛します。）

鍵盤の大きさとしては25鍵タイプのドから始まり次のドまで搭載されている物です。

普通の鍵盤とはデザインが大きく異なり、非常にポップで可愛い仕様になっています。

鍵盤を叩いた時の音の強さを感知するベロシティもしっかり搭載されており、左にはオクターブを上下するボタンが搭載されているなどシンプルかつ基本的な機能はしっかりと搭載されています。

大きさもMacBook Pro15インチに置いてちょうど良いサイズになっていますので、持ち歩きや置く場所も悩む事が少ないです。

さらに付属のソフトにKORG製のDAWが付属したり、様々な音源が付属したりしますので、もしこのキーボードと共に作曲を始めたいといった場合にもすぐに始める事ができます。

正直、この価格でこれだけ音源が付属するのはとても豪華です！

M-AUDIO Keystation Mini 32 III

もし小さいキーボードでちょっと鍵盤数の多いタイプをお探しの場合にオススメのキーボードです！

何よりも特徴はこの薄さで32鍵も搭載している為、１オクターブでは足りないフレーズでもこの機種なら打ち込める可能性があります。

打ち込みの感じはスイッチを押しているような感じで、鍵盤を押しているときとはまた違った独特な感触があります。

この感覚で中には合わない方もいたので、もし購入をお考えの際には実際に楽器店の行っていただいてお試しいただくのが良いかもしれません。

それ以外にはオーソドックスなタイプのMIDIキーボードなのですが、プロの方でも移動先で制作できるように所持している方が多数いらっしゃいます。

そして付属するDAWはPro Toolsが付属します。

もし、オーディオインターフェースで何か違うDAWソフトを手に入れられてる方はProToolsの為にこの機材を買うという選択も良いかと思います。

薄くてちょっと長い鍵盤をお探しの際はぜひ！

KORG MICROKEY2 25 AIR

最近は別に必ずしもパソコンだけで音楽を制作する訳ではなく、スマホやタブレットでも多くのDAWソフトが存在しており、それで制作を進められている方も多くいらっしゃいます。

そんな時に障害となるのが接続の仕方です。

主に有線で接続しようとすると別のアダプターやケーブルが必要になる事が多いのですが、この機種はBluetoothで接続する事が出来るのでとても簡単です！

電池を入れないといけないタイプなのですが、有線でも接続できるように設計されている為、例えば無線でスマホやタブレットで制作し、有線でパソコンと接続をしてより本格的に編集や制作を進めるといった使い方もできます。

そして鍵盤数は商品名にも記載のある通り、25鍵になっています。

押しごこちとしてはMIDIキーボードが小さくなっただけのような押しごこちがあり、大きさ以外で違和感を覚えることは少ないかと思います。

しかし、厚さは結構あるのでもし持ち歩きの際にはそれなりに容量に余裕のあるリュックやトートバッグ等を用意した方が得策です。

付属するDAWはKORG製のKORG Gadgetという作曲ソフトが付属します。

Bluetoothキーボードをお手軽に試してみたいという方やスマホタブレットでの制作をお考えの方はぜひ！

1万円代

Arturia MINILAB MK2

本体がとても真っ白く、そして側面には木目のデザインがおしゃれなMIDIキーボードです。

特徴としてはつまみやパッドを搭載し、タッチセンサー式のベロシティとモジュレーションホイール（すごく簡単にいうと、音源とかを弾きながら上下に動かすと音色がウネウネしたりします。）が搭載されている事です。

そして。。。何より本体がおしゃれですね！この本体が入っている箱もとてもかっこよく、所有感を満たしてくれます！

鍵盤の感じはMICROKEYとはまた違った鍵盤のタッチで特にクセもなく弾きやすいです。

※Arturia製のキーボードはよくノブの重さが違ったりしていましたので、そこだけご注意下さい。

とにかくおしゃれなキーボードが欲しい方はオススメです！

AKAI MPK Mini Play

キーボードも欲しいけどパッドも欲しいという方に大人気のMPK miniMK2という機材があるのですが、これはMPK mini MK2にスピーカーと音源を内蔵したタイプの鍵盤です！

本来、MIDIキーボードは音源を搭載しておらず、何かの音源と接続して演奏する事によって初めて音を発する準備ができます。

しかし、このキーボードは単体で音源を内蔵している為、例えパソコンと接続しなくても単体で何かフレーズを思いついたら弾いたりする事が出来ます。

楽器屋時代によく小さいMIDIキーボードで音源を搭載しているモデルはないのかと言われた事があるのですが、まさにその夢を叶えてくれている機材だなーと思いました！

本体に電池を搭載しなければなりませんが、様々な場面で使用する事が考えられる為とても便利なキーボードです！

付属のDAWはProTools FirstとAKAI社製のMPC Essentialsという二つです。

パッドを叩いてもよし、キーボードも演奏出来てパソコンに接続しても良しと、とてもバランスの良い機材です！

キーボードの押し具合は少しフニャッとなるのでそこの感触だけはご購入の際は楽器店でお確かめ下さいね。

Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32

今回、最後にご紹介するのはこちらのKOMPLETE KONTROL M32です！

32鍵搭載で押し心地もそれなりにしっかりとしています。

感覚的には49鍵や61鍵のデジタルシンセサイザーの鍵盤を小さくしたような感じに似ていると思います。

さて、このキーボードの最大の特徴は付属するKOMPLE KONTROLソフトウェアです。

このソフトはパソコンの中にインストールした追加音源をまるでシンセサイザーと同じように使用する事が出来るようにする機能です！

最初にこのソフトウェアにパソコンの中に入っている音源を読み込ませる必要はありますが、そのあとは本体に搭載されているつまみに勝手にパラメーターが設定されている為、弾きながらつまみを回したりして楽しむ事が出来ます。

さらにスケールの設定や一つの鍵盤を押しただけでコードを鳴らしたりする事が出来るので、初めて楽曲制作をされる方の大きな味方になります！

ちょっと使い方に戸惑うかもしれませんが、覚えた分の見返りがとても大きい機材です。

このBeesicでも詳しく使い方の説明をさせていただく予定ですのでお楽しみにしていただけると幸いです。

いかがでしたでしょうか？各社ともに様々なキーボードを発売しており、まだまだ紹介したい機材が沢山あります！自分の紹介によって見てくれた方にお力添えが少しでも出来ていれば幸いです。

さて、次は大きい鍵盤でのオススメをご紹介していきます！