【2026年】MIDIキーボードおすすめ6選|元楽器店員が安い順に

※本記事はアフィリエイトリンク(Amazonアソシエイトなど)を含みます。価格は2026年10月時点の目安で、時期やショップによって変わります。

こんにちは、beesicです。

今回は、元楽器店員の自分が選ぶ、おすすめのMIDIキーボードを6台ご紹介します。1万円以下の小さいモデルから、ピアノと同じ88鍵まで、安い順に並べました。初めての1台を探している方にも、鍵盤を増やしたい・買い替えたいという方にも、選ぶときの目安になればと思います。

この記事でわかること

  • 予算・鍵盤数ごとにおすすめのMIDIキーボード6台
  • MIDIキーボードの選び方(鍵盤の数・スケール/コード機能・付属ソフト)
  • 元楽器店員として、それぞれの良いところと、正直な弱点

動画でも紹介しています。

Contents

おすすめMIDIキーボード6選の一覧

先に6台をまとめておきます。気になる機種から読んでいただいて大丈夫です。

製品価格帯(目安)鍵盤数向いている人
Arturia MicroLab mk31万円以下25鍵(ミニ鍵盤)サブの置き鍵盤・持ち歩き用がほしい方
AKAI Professional MPK Mini IV1万円台後半25鍵(ミニ鍵盤)初めての1台で、音源もまとめてそろえたい方
Arturia KeyLab Essential 61 mk32万円台後半61鍵予算を抑えつつ、両手でしっかり弾きたい方
Novation Launchkey 49 MK43万円台半ば49鍵(セミウェイテッド)両手で弾けるメインの1台を長く使いたい方
Studiologic SL88 MK29万円前後88鍵(ハンマーアクション)ピアノのタッチで曲を作りたい方
Arturia KeyLab 61 mk39万円前後61鍵(セミウェイテッド)弾きながらDAWの操作まで手元で済ませたい方
価格は2026年10月時点の目安です

迷ったら、机が狭い・音源もそろえたいならMPK Mini IV、両手でしっかり弾きたいならLaunchkey 49 MK4、といった感じです。理由は最後の「まとめ」でお話しします。

MIDIキーボードの選び方

6台に入る前に、選ぶときに見ておきたいところを3つだけ。

鍵盤の数と大きさ

25鍵のミニ鍵盤は、机の上に置きっぱなしにできるのが一番の良さです。コード進行だけ鍵盤で入れて、あとはマウスで作業する、という使い方ならこれで十分かと思います。

両手で弾きたいなら49鍵か61鍵。61鍵あるとオクターブを切り替えずに両手でそのまま弾けるので、ピアノを習っていた方には、この余裕がかなり大きいです。ピアノと同じ弾き心地がほしい方は88鍵、という順番です。

ただ、鍵盤が増えるほど横幅も伸びます。61鍵で90センチ近く、88鍵だと120センチを超えるので、机の幅は事前に測っておいてください。

スケール機能とコード機能があるか

最近のMIDIキーボードは、安いモデルでも、本体にスケール機能とコード機能が入っているのが当たり前になってきました。

スケール機能というのは、キーを選んでおけば外れた音が鳴らない機能、コード機能は、指1本でコードが鳴らせる機能ですね。これがDAWのソフト側ではなく本体に入っていると、例えばLogicなどでも、鳴らしたコードの構成音がそのままMIDIで記録されるので、打ち込みがかなり楽になります。

今回の6台もほとんどが対応していますが、付いていない機種もあるので、そこは各製品のところでお話しします。

付属ソフトの中身

MIDIキーボードは鍵盤そのものからは音が出ないので、パソコンの中の音源を鳴らします。音源をまだあまり持っていない方は、付属ソフトの中身も比べてみてください。機種によっては、付属ソフトだけで本体の価格を超えるくらい入っているものもあります。

1. Arturia MicroLab mk3|1万円以下の置き鍵盤

▶ 動画では 0:45から この製品を紹介しています。

Arturia MicroLab mk3 25鍵MIDIキーボード
Arturia MicroLab mk3(画像:Arturia 公式動画より)

1万円以下でご紹介したいのが、フランスのメーカー、ArturiaのMicroLab mk3です。25鍵盤と4つのボタン、そしてタッチ式のピッチベンドとモジュレーションだけが用意された、とてもシンプルな機種です。

良いところ:机に置きっぱなしにできる小ささ

良いところは、なんといってもコンパクトなこと。個人的にも、基本のコード進行だけを鍵盤で打ち込んで、あとはマウスで作業する、ということがあるんですけども、そういうときにこれだけ小さいと、机の上に置きっぱなしにできて邪魔になりません。

接続もType-Cなので今のパソコンにそのまま挿せますし、このサイズでも1ボタンでコードを鳴らせる機能が付いています。

弱点:スケール機能がない

ただ、さきほどお話ししたスケール機能は付いていません。音階を気にせず弾きたい初心者の方には、ちょっと物足りないかもしれません。

なので、DTMや鍵盤にある程度慣れている方の、サブの1台や持ち歩き用にオススメしたい機種です。

メーカー公式の紹介動画です(Arturia)。

2. AKAI Professional MPK Mini IV|最初の1台に

▶ 動画では 1:34から この製品を紹介しています。

AKAI Professional MPK Mini IV グレー 25鍵MIDIキーボード
AKAI Professional MPK Mini IV(画像:AKAI Professional 公式)

小型のMIDIキーボードの中でも、1、2を争うくらい人気なのが、AKAI ProfessionalのMPK Miniシリーズ。これはその4代目のMPK Mini IVです。以前メーカーさんからレビュー用にお借りして、ガッツリ触らせていただいたんですけども、良いです。

※MPK Mini IVは、過去にメーカー様よりレビュー機をお借りしています。本記事は案件ではありません。

実際に触って感じたこと:操作性がかなり良くなった

まず、操作性がかなり良くなりました。前のモデルで賛否が分かれていたジョイスティックが、ピッチベンドとモジュレーションのホイールになって、画面も見やすい液晶になっています。

スケールとコードの機能はもちろん、光るパッドが8個、つまみが8個、背面にはMIDI OUTの端子もあるので、ハードのシンセをつなぐこともできます。

MPK Mini IVのパッド・ノブと液晶画面
パッドとノブ、液晶まわり(画像:AKAI Professional 公式動画より)

良いところ:1000種類以上の音源が付いてくる

そしてもう一つが、付属の音源です。AIR、AKAI、Moogから1000種類以上の音が入ったStudio Instrument Collectionが付いてきて、MPK Mini IVで操作しやすいモードまで用意されています。

弱点:ミニ鍵盤なので両手弾きは厳しい

ただ、25鍵のミニ鍵盤なので、両手でしっかり弾きたい方には向きません。

音源をあまり持っていないDTM初心者の方に、一番オススメしたい1台です。ちなみに、MPCが好きな方は迷わずグレーがオススメです。

メーカー公式の紹介動画です(AKAI Professional)。

3. Arturia KeyLab Essential 61 mk3|コスパで選ぶ61鍵

▶ 動画では 2:37から この製品を紹介しています。

Arturia KeyLab Essential 61 mk3 61鍵MIDIキーボード
Arturia KeyLab Essential 61 mk3(画像:Arturia 公式動画より)

ここからは普通のサイズの鍵盤です。61鍵盤を一番手の届きやすい価格で、となると、ArturiaのKeyLab Essential 61 mk3です。

良いところ:2万円台で61鍵、機能も削っていない

61鍵あると、オクターブを切り替えずに両手でそのまま弾けるので、ピアノを習っていた方には、この余裕がかなり大きいです。そのうえで、パッドが8個、フェーダーが9本、つまみが9個、スケールとコードの機能もちゃんと入っています。

付属ソフトも、Arturiaのシンセの音を2000種類以上まとめたAnalog Lab Vと、Ableton Live Liteが付いてきます。ちなみにこのシリーズは、イギリスの音楽制作誌、Sound On Soundのアワードで、2年続けて賞を取っているそうです。

弱点:横幅が89センチほどある

ただ、横幅が89センチほどあります。机の幅は事前に測っておいてください。

鍵盤をしっかり弾きたいけど、予算はなるべく抑えたい、という方にオススメです。2万円台後半で61鍵は、正直かなりのコスパだと思います。

メーカー公式の紹介動画です(国内代理店 KORG Import Division)。

4. Novation Launchkey 49 MK4|付属ソフトが豪華すぎる

▶ 動画では 3:30から この製品を紹介しています。

Novation Launchkey 49 MK4 49鍵MIDIキーボード
Novation Launchkey 49 MK4(画像:Novation 公式動画より)

続いては、NovationのLaunchkey 49 MK4です。

自分も同じシリーズを使っています:コードマップが楽しい

自分はこのシリーズのMini 37の白を買っていて、Mini 25のレビュー動画も出しているんですけども、まず推したいのがコードマップという機能です。コードの構成音から鳴らし方まで変えられて、指1本でいろんな響きを試せます。

Launchkey MK4の画面に表示されたコードマップ
Launchkey MK4 のコードマップ表示(画像:Novation 公式動画より)

良いところ:付属ソフトだけで本体価格を超える

そして見出しのとおり、付属のソフトがかなり豪華です。Ableton Live LiteやCubase LEに、シンセやオーケストラの音源、エフェクトまで付いてきて、正直、付属ソフトだけで本体の価格を超えるボリュームです。本当に意味不明です。

鍵盤はほどよく重さのあるセミウェイテッドで、パッドが16個、フェーダーが9本と、DAWの操作もかなり手元でできます。

弱点:横幅は73センチほど

ただ、横幅が73センチほどあるので、ここも机の幅は事前に測っておいてください。KeyLab Essentialより鍵盤が12個少ないぶん、机には収まりやすいです。

ちなみに、ミニ鍵盤でよければ、同じシリーズのMini 37 MK4が2万円前後で、自分が買った白もこちらです。

両手で弾けるメインの1台を、長く使いたい方にオススメです。

メーカー公式の紹介動画です(Novation)。

5. Studiologic SL88 MK2|鍵盤屋の本気の88鍵

▶ 動画では 4:36から この製品を紹介しています。

Studiologic SL88 MK2 88鍵ハンマーアクションMIDIキーボード
Studiologic SL88 MK2(画像:Studiologic 公式)

ここからは上位モデルです。StudiologicのSL88 MK2。

Studiologicは、いろんなメーカーに鍵盤を納めているイタリアのFatarという会社のブランドでして、一言で言いますと、鍵盤屋さんが本気で作った、ピアノと同じ88鍵のMIDIキーボードです。

良いところ:ハンマーの仕組みが入ったピアノに近い鍵盤

推しポイントはやっぱり鍵盤で、TP/110という、ハンマーの仕組みが入った鍵盤で、ピアノに近い弾き心地になっています。押し込んだ後の力を読み取るアフタータッチにも対応しています。

鍵盤を最大4つのエリアに分けて、左手はベース、右手はピアノ、のように別々の音を鳴らせますし、ペダルの端子も3つあるので、サステインペダルだけでなく、足で音量を変えるペダルもつなげられます。

Studiologic SL88 MK2を正面から見た全体
正面から見た SL88 MK2(画像:Studiologic 公式)

弱点:パッドがなく、13キロ以上ある

ただ、パッドがなくて、つまみも少なめなので、ドラムの打ち込みやDAWの操作は、ほかの機種の方が得意です。横幅は126センチ、重さも13キロ以上あるので、置き場所はしっかり確保してください。

ピアノを弾いてきた方や、ピアノのタッチで曲を作りたい方には、ぜひ一度お店で触ってみてほしい機種です。

メーカー公式の紹介動画です(Studiologic・SL MK2 シリーズの紹介)。

6. Arturia KeyLab 61 mk3|手元で全部操作できる全部入り

▶ 動画では 5:41から この製品を紹介しています。

Arturia KeyLab 61 mk3 61鍵MIDIキーボード
Arturia KeyLab 61 mk3(画像:Arturia 公式動画より)

最後は9万円前後、ArturiaのKeyLab 61 mk3です。さきほど「コスパ」でご紹介したKeyLab Essentialの上位モデルで、こちらは今年のSound On Soundのアワードで選ばれています。

良いところ:弾いて入力する方でも満足できる鍵盤

まず鍵盤が違っていて、押す速さだけでなく、離す速さや、押し込んだ後の力まで読み取ってくれるので、ピアノやシンセを弾いて入力する方でも満足できるクラスです。

そのうえで、3.5インチのカラー画面に、パッドが12個、フェーダーとつまみが9個ずつ。本体には木のパネルも入っていて、所有感もかなりあります。弾きながら、DAWの操作まで手元でほぼ全部済ませられる、というのが「全部入り」と呼びたい理由です。

KeyLab 61 mk3のカラー画面
KeyLab 61 mk3 のカラー画面(画像:Arturia 公式動画より)

弱点:ここまでの機能が全部必要かは人を選ぶ

ただ、ここまでの機能が全部必要か、というと人を選ぶと思います。重さも6キロほどあります。打ち込み中心の方は、EssentialやLaunchkeyで十分なことも多いです。

1台を長く使い倒したい方、手元で全部操作したい方に向いています。

メーカー公式の紹介動画です(Arturia・KeyLab mk3 シリーズの紹介)。

6台をスペックで比べる

動画では入れられなかった比較表です。細かいところを見比べたい方はこちらをどうぞ。

製品鍵盤スケール/コードパッド付属ソフトの目玉
Arturia MicroLab mk325鍵・ミニなし/ありなしAnalog Lab Intro・Ableton Live Lite
AKAI MPK Mini IV25鍵・ミニあり/あり8Studio Instrument Collection(1000音以上)
Arturia KeyLab Essential 61 mk361鍵あり/あり8Analog Lab V(2000音以上)・Ableton Live Lite
Novation Launchkey 49 MK449鍵・セミウェイテッドあり/あり(コードマップ)16Ableton Live Lite・Cubase LE・音源とエフェクト多数
Studiologic SL88 MK288鍵・ハンマーアクション(TP/110・アフタータッチ)仕様に記載なし(4ゾーン分割)なしなし(無料のNuma Player 2と連携)
Arturia KeyLab 61 mk361鍵・セミウェイテッド(アフタータッチ)あり/あり12Analog Lab Pro・Ableton Live Lite

まとめ:自分ならMPK Mini IVかLaunchkey 49 MK4

というわけで、いかがでしたでしょうか。

もし自分が今DTMを始めるとしたら、MPK Mini IVかLaunchkey 49 MK4を買うかと思います。

  • 机が狭い、音源もまとめてそろえたい → MPK Mini IV
  • 両手でしっかり弾きたい、付属ソフトで長く遊びたい → Launchkey 49 MK4

といった感じです。今回はご紹介していませんが、このほかにも、光る鍵盤のROLI Pianoや、M-AUDIOのKeystationシリーズなどもあります。

とはいえ、最終的には気に入ったデザインで決めてしまった方が、テンションも上がって長く使っていけるかと思います。

皆さんは今どんなMIDIキーボードを使っていますでしょうか。動画のコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

動画でも紹介しています

6台の公式映像や実機の様子は、動画のほうが伝わりやすいと思います。9分ほどの動画ですので、あわせてご覧ください。

YouTubeのbeesicチャンネルでは、これから皆さんのためになるようなDTMに関する動画を投稿していければと思っておりますので、チャンネル登録をぜひよろしくお願いいたします。

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元楽器店員の音楽家。 新しい機材やプラグインに目が無い。(カラフルな見た目が好き。) 皆さんに楽器店員時代の経験を生かして機材や知識をご紹介させていただければと思い、ブログを立ち上げました。