ベリンガーのモニターイヤホン??SD251をレビューしてみた！

今回はマイクやシンセサイザー、オーディオインターフェイスなど多方面に展開していて、なおかつ「安い」楽器メーカーのベリンガーのモニターイヤホンのご紹介です。

まさかモニターイヤホンまで発売しているとは思いませんでした笑

ではいきましょう！

ベリンガーとは？

先ほども簡単にご紹介させていただきました通り、多方面にて製品を展開しており、その中でも最近は昔のシンセサイザーをリバイバルして低価格で販売していたりします。

数年前に発売したベリンガー製のアナログシンセサイザー「DeepMind」は低価格の設定から業界的に話題になりました。

そんな中、何かモニターイヤホンあるかなーと探していたところ、ベリンガー社製のイヤホンに出会いました。

外観

まずは箱ですが、白と黄色を基調としたシンプルながら清潔感のあるパッケージなのが印象が良いです。

パッケージの左下のQRコードからベリンガーの公式サイトに簡単にアクセスする事ができ、どういう製品なのかを確認する事が出来ます。

いざ開封

重厚な化粧箱を開封していくと、まるでワイヤレスイヤホンのようなケースが出てきました。

そしてケースを取り出して黒いスポンジを取り出すと、下には簡単な説明書や密閉製の高いコンプライタイプのイヤーピース、変換アダプタや金具、そしてクリーニングキットが入った別の箱が入っていました。

そして黒いケースを開封したところ、今度は白いシリコンタイプのイヤーピースとイヤホン本体が出てきました。

イヤホン本体

イヤホン本体は透明でおしゃれな感じです。

ケーブルも透明な感じで統一感がありますね。

イヤホンの端子はMMCXという汎用性の高い端子が採用されており、もし断線したとしてもケーブルだけを変えるだけでまた使用することが可能になります。

いざ装着

装着するときに気が付いたんですが、イヤホンの根本の部分がすごく動くので装着しにくく感じました。

また、イヤホン本体の根本の白い部分がイヤホンケーブルの先端のように硬い素材で出来ており、これが耳にフィットしにくくなっています。

うーん、ちょっと残念ですね。。。

音質

今回も様々な音源や、自作曲の音源を試聴してみました。

結果として、低音が良く出ている印象でした。音場も決して狭くはないのですが、高音はキンキンしていながらAMラジオのようにモコモコしていて不思議な音質でした。

いつも使用しているSATSUMAのケーブルを付け替えて聴いてみましたが、その印象は変わりませんでした。

もしかするとエージング(音を鳴らしてイヤホン/ヘッドホンの音質を落ち着かせる行為）をすると変化するのかもしれません。

総評

ダイナミック型という事もあり、キレがありつつもしっかりと量のある低音が印象的なモニターイヤホンでした。

お値段は１万円以下で購入できてお買い求めしやすいのですが、普段使用する為にはケーブルを交換して、エージングをしっかりとする必要がありそうです。