皆さんこんにちは。
管理人のbe-beeです。
今回は前の記事でご紹介させていただきましたoutputのArcadeがメジャーアップデートをしましたので、そちらをご紹介したいと思います。
何が変わったのか?
主に変わった要素として、以下の項目が挙げられます。
- 演奏時の画面のレイアウト変更
- 各パッケージ内にて「Note Kits」の項目追加
- 「Note Kits」の専用レイアウト追加
以上の3つです。
一つ一つご紹介していきたいと思います。
演奏時の画面のレイアウト変更
ぱっと見でスタイリッシュになった感じです。
画面下の方にあった白鍵は無くなり、全て黒鍵になりました。
また、右上にあったサンプルのキーを変更する項目が画面右下に変更になっています。
そしてプリセットを変更しても、設定したキーから変わらないようにする鍵マークはキーの右に設置されています。
そして画面左下には「Pitch」というボタンが追加されており、クリックする事でどこで音源が鳴って、ピッチをどこで変えることが出来るかというのが一目でわかるようになりました。
また、以前は白鍵にカーソルを合わせると出てきた「Edit」の項目は、黒鍵に合わせると表示される「・・・」をクリックする事で「Edit」が選べるようになっています。
その他にも画面上の方にある「Tweak」をクリックする事で簡単に「Edit」画面に入る事が出来ます。
この「Tweak」ボタンが個人的にはとても便利な機能だと思っています。
サンプル音源のパラメーターをいじりたい時にすぐに「Edit」画面に移動出来るようにしたかったので、これからとても重宝しそうです。
また、画面の右下の方にあった各項目への移動出来るボタンが、「Edit」画面表示後に画面上の方から行けるようになりました。
前のボタン式だとどうしても押し間違えることがあったのですが、これで間違えなくなりそうなので好印象です。
パッケージ内にて「Note Kits」の項目追加
これは今回のメジャーアップデートの目玉の機能である「演奏」機能に欠かせない項目です。
いつものように画面左から「Line」をクリックし、各パッケージをクリックしてみると新たに「Note Kits」という項目が増えています。
「演奏」するためのプリセットはこの「Note Kits」をダウンロードしてから使用できる形になっています。
ざっとみた感じですと、各パッケージあたりに1~2GBぐらいのプリセットが用意されていますが、全てのパッケージに用意されているわけではない為、20-30GBぐらい見積もっておくと安心かもしれません。
ただこれからこの「Note Kits」も定期的に配信されると予想できますので、パソコンの容量が不安な方は外付けHDDかSSDを用意しておくと良いかと思います。
最近はSSDも価格が落ちてきているので、読みこみと書き込みが早いSSDをオススメいたします。
各プリセット毎の左上に鍵盤のマークも付いていますので、ぱっと見で「Sampler Kits」なのか「Note Kits」なのかが分かり易いのも良いですね。
また、「Search」からも「Note Kits」の項目が増えており、楽器毎で探したい時などに便利です。
「Note Kits」専用レイアウトの追加
「Note Kits」を読み込んだ際、専用のレイアウトが用意されています。
まず、「Sampler Kits」を読み込んだ時との大きな違いが、画面下の方にタイプライターのようなデザインの鍵盤だけが並んでいる点です。
キーの設定もありませんし、「Pitch」の設定も無くなっており、画面自体は非常にシンプルになっています。
しかし、画面上の方にある「Tweak」をクリックしてみると、今までとは違う「Edit」画面が現れます。
最大で3つの音まで重ねることができ、音の高さを変えたり、普通のシンセサイザーのように「ADSR」と呼ばれるパラメーターを変更する事が出来るようになっています。
この辺に関しましてはもう少し自分で使ってみてからまた改めてご紹介させていただければと思います。
いかがでしたでしょうか?
ループ音源&サンプラーという立ち位置からさらに自由に演奏できる音源まで追加され、個人的には使用頻度がより高くなるプラグインだなと思います。
デザインもオシャレなので、気になった方はぜひ見てみて下さい♪
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