楽曲にノリに与えてくれる「グルーヴ」の足し方DTMテクニック

今回は曲にいわゆる「ノリ」を与えてくれる「グルーヴ」の足し方をご紹介させていただきたいと思います!

グルーヴとは??

グルーヴ」とは曲の中でノレるリズムの事です。

主に既に出来上がっているドラムループを足したり、パーカッションを足したりと様々な方法で「グルーヴ」を足す事が出来ます。

グルーヴの足し方

まず、ドラムトラックを打ち込みます。

今回はこんな感じで用意してみました。

Future popのドロップで使われるドラムトラックを想定して作成してみました。

構成は以下の通りです。

キック

スネア1(アタック感の強いタイプ)

スネア2(中域辺りが強いタイプ)

スネア3(弱めなタイプ)

ハイハット1(高域がはっきりしているタイプ)

ハイハット2(中域に特徴のあるタイプ)

オープンハイハット

ここにパーカッション的に使える音が無いかサンプルオーディオを探した結果、以下の音を選びました。

グルーヴを出す為に選んだ音

スネア(弱めの音)

パーカッション(ドアを開けるような音)

パーカッション(空き缶を潰した?ような音)

パーカッション(ライターを付けた音)

パーカッション(ドアを閉めたような音)

パーカッション(キーボードを打っている音)

これらを合わせると以下のようになります。

さらにこれにドラムトラックを足してみます。

これにより聴こえてくる音以外にもグルーヴが生まれ、ノレるリズムになります。

これに適当な声ネタを合わせてみました。

グルーヴの考え方

グルーヴを足す上で何を足せばいいのかというと、主に以下の音から考えるとしっくりくる音が見つかるかもしれません。

パーカッション(コンガやシェイカー等)

ループ音源(制作しようとしているジャンルのループ音源を用意)

時計の針の音

特に最近Future popやEDMなどでよく使われるのが、時計の針の音です。

もしドラムトラックが何か寂しいなぁーと思いましたら上記の音を足してみるとノレる楽曲になるかもしれません。

とはいえ、いきなりは難しいと思いますので最初はループ音源を足してみる事をオススメします。

そのまま足すのではなく、キックとスネアの音をカットするようにイコライザーで調整してから足してみて下さい。

これによって「グルーヴ」を足す事が出来ます。

グルーヴ無し

グルーヴ有り

ぜひ皆さんだけのグルーヴを見つけてみて下さいね!