こんにちは、beesicです。
皆さんは作曲というと、どういう風景を思い浮かべるでしょうか。
ある人は譜面とペン、またある人はDTM、またある人はサンプラーという方もいるかと思います。
様々な方法がありますが、ビートメイカーと呼ばれる方達を中心に愛されている機材が、今回ご紹介するMIDIパッドです。
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MIDIパッドとは?
「MIDI」パッドと呼ばれる機材は最近は大きく分けて2タイプあると思います。
一つは鍵盤の一番下の方の音階が割り振られており、ドラム音源やパソコン内の音やサンプラーを鳴らす為に使用する基本タイプです。
もう一つはパソコン内に専用のソフトをインストールし、ソフト用にカスタマイズされたMIDIパッドを手元で操作しながら、楽曲作りを進めていく専用MIDIパッドタイプです。
どれも根強い人気があり、価格帯で見てみると専用MIDIパッドタイプの方がお高めの傾向があります。
※専用MIDIパッドタイプも設定次第で基本タイプの様に使用する事も出来ますが、あくまで今回は専用のソフトと使用した場合でご紹介させていただきますので、あらかじめご了承下さい。
では、いってみましょう!
AKAI MPD218
とりあえずパッドを試してみたい方にオススメなのがこのMPD218です。
定番中の定番でありながら、安心のAKAI製のパッドを16個搭載し、ノブを6個搭載、さらにハイハットを打ち込んだりする時に便利なノートリピート機能なども搭載しています。
パッドの大きさも一般的なサイズで、押し心地は硬めです。
感度は上位機種と比べると流石に気になりますが、普通で使いやすいです。
付属ソフトとしてAKAI MPC BEATSとAbleton Live Liteがありますので、パソコンで作曲をMIDIパッドで始めてみたい!という方にもオススメのMIDIパッドです。
本体に高級感はありませんが、MIDIパッドで試してみたい機能が全て盛り込まれていると思いますので、どんな方にもオススメ出来ます。
Novation LaunchPad mini MK3
このMIDIパッドは一時的にとても有名になりました。
どちらかというと、打ち込みというよりは演奏してる動画で人気になったので、演奏用と思われてる方も多いかもしれませんが、作曲の際にも使用する事が出来ます。
64個の小さいパッドを搭載し、それ以外に対応しているDAWだと便利なボタンも搭載しています。
このMIDIパッドの特徴はなんといってもそのパッドの多さです。
これだけ多いので、ドラム音源だけでなく、ピアノやギター音源なども演奏する事が出来ます。
押し心地は適度に柔らかく、叩きやすいです。
ちなみにパッドを好みの色に変える場合には、専用ソフトのcomponentsから変更することが出来ます。
またAbleton LiveとLogic proだと演奏したりする場合にも使用することが出来ます。
ちょっとクセが強いMIDIパッドではありますが、主にパッドで多くの楽器を演奏&打ち込みしたい人、またはカラフルに光るパッドが欲しい方にオススメです。
Native Instruments Maschine Mikro MK3
DTMにおいて、専用ソフトウェアと共に確固たる地位を築いているのがこのMaschineシリーズです。
今回ご紹介するのはそのMaschineシリーズの小さいタイプ、Maschine Mikro Mk3です。
16個のパッドを搭載し、専用ソフトウェアを手元で操作するボタンを多数搭載されたデザインとなっています。
現代の「サンプリング」や「ビートメイク」のイメージを担っている機種の一つだと思います。
付属するソフトウェアが完成されているのもありますが、本体自体もマットな質感と感度の高いパッドと完成度がとても高いです。
ドラム演奏はもちろん、キーボードモードで様々な楽器を演奏出来たり、パッド一つでコード演奏が可能だったりと多機能です。
16個のパッドで演奏&作曲してみたい人におすすめのMIDIパッドです!
AKAI Professional MPC Studio
こちらも専用ソフトウェアと専用MIDIパッドがセットになっているタイプです。
昔からパッドといえばAKAIさんが有名で、その名を聞いた事がある方もいるかもしれません。
そのAKAIさんがDTM用のMPCとして発売しているのがこのMPC Studioです。
Maschineと同じく、16個のパッドと専用ソフトウェアを操作するためのボタンと小型のカラー液晶ディスプレイを搭載しています。
じゃーどちらがいいの?と聞かれたら困ってしまいますが、よりどちらの機材が好きか、専用ソフトウェアの雰囲気がどちらが好きかなどで選んでしまって大丈夫だと思います。
Native Instruments Maschine MK3
こちらは既にご紹介させていただきましたMaschine Mikro Mk3の上位機種にあたります。
より機体は大きな四角形となり、カラーディスプレイを二つ搭載している事も大きな違いです。
さらに大きな違いとして、MIDIパッド本体にオーディオインターフェイスの機能も搭載している事です。
この機能を搭載しているおかげで、これから始めてMIDIパッドで作曲を初めたいという方にもオススメできる機種となっています。
また、カラーディスプレイを搭載しているおかげでパソコンを見ずに作業する事が出来るので、感覚としてはサンプラーを使用しているのと同じように操作出来ます。
お値段はお高いですが、パソコンでのMPC機材として第一線の機種となりますので、本格的なMIDIパッドをお探しの方にオススメです。
いかがでしたでしょうか。
鍵盤とは違った作曲へのアプローチができて面白い機材だと思います。