個人的に今まで使ってみてよかったコンデンサーマイク6選

こんにちは、beesicです。

今回は個人的に使用してみてよかったコンデンサーマイクをご紹介していきたいと思います。

では早速さっそくいってみましょうー!

動画もあります

録音にコンデンサーマイクが使われる理由

ダイナミックマイクよりも感度が高くなっていて、息遣いやエアコンの音、指を軽く擦るだけの音まで拾ってくれます。

なので、録音をする際には静かにする必要があるのですが、歌の細かい歌い方や息を吸う音や、囁くような歌声などもしっかりと録音する事が出来ます。

コンデンサーマイクを使う際の注意点

ファンタム電源(48v)に対応したオーディオインターフェイスを用意しよう

コンデンサーマイクを使用する際にはオーディオインターフェイスがファンタム電源に対応している必要があります。

この規格に対応していない機器に接続したとしてもマイクは何の音も拾ってくれず、使用する事が出来ません。

特に小さいオーディオインターフェイスほど対応していなかったりしますので、ご購入/もしくはお手持ちのオーディオインターフェイスにファンタム電源、もしくは48vという表記がどこかにあるかを必ず確認してからご購入するようにして下さい。

サスペンションホルダー(ショックマウント)が付いているか確認しよう!

コンデンサーマイクは録音の際に少し揺れるだけでもノイズを拾ってしまうほど繊細なマイクです。

その録音の際にマイクが揺れないように固定する機材があり、それがサスペンションホルダー(ショックマウント)と言われる物です。

低価格帯のコンデンサーマイクの場合、たまにサスペンションホルダーが付いていない事がありますので事前に確認する事がオススメです。

主に商品説明欄にショックマウントがついているかどうか記載されていることが多いです。

ポップガードもあると心強いです!

コンデンサーマイクは音を繊細に拾ってくれるが故に「つ」や「さ」という音が聴いた時に気になってしまうほどの音で録音されてしまいがちです。

それを和らげてくれる意味でもポップガードというものがあると安心です。

その他には歌う際に発生するマイクへの湿気も防ぐ事が出来る為、マイクの寿命を伸ばす要因にもなります。

ポップガードの素材は金属製のものがオススメで、布製ですと高域が失われてしまい、録れる音がモゴモゴとしてしまいます。

最近は5000円以下で金属製のポップガードが手に入りますので、マイクと合わせて検討してみるのがオススメです。

次からはコンデンサーマイクのご紹介です。

marantz Professional MPM1000J

初めにご紹介するのはMPM1000Jです。

1万円以下のマイクなのにマイク、ショックマウント、ウインドスクリーン、スタンド、ケーブル、が付属しているので、このマイクを購入するだけですぐに使い始める事が出来ます。

このマイクの特徴はこの付属品の多さだと思っています。

通常、マイクスタンドやケーブルといった類は別で購入する必要があるのですが、これは全て揃っていながらこのお値段というのが魅力的だと思います。

音質もクセはなく、使いやすいマイクとなっていますので、初めてコンデンサーマイクを購入する方にオススメです。

ASTON MICROPHONE Origin

次にご紹介するのはASTON MICROPHONEのOriginです。

このマイクの最大の特徴は、マイクの中にポップガードとサスペンション機能を内蔵している事です。

そして衝撃にも強いという、コンデンサーマイクとして異質の特徴を持っています。

その自信の表れからなのか、マイク本体の下に直接マイクスタンドと接続出来る端子が用意されています。

さらにローカットスイッチ、パッドスイッチも用意されているので非常に使いやすいマイクです。

録れる音は中音域に特徴のある、温かみのある音です。

音の特徴から打ち込みの曲というよりも少しゆったりとした曲や音数が少ない楽曲などで活躍出来るマイクかなと思います。

また、現在限定版のAston Origin Black Bundleという本体が黒く、そしてポップガードとショックマウントが付属するタイプも発売されています。

ただでさえノイズに強い機種なので、ポップガードとショックマウントが付くと安心ですね。

個人的な感想として本体の大きさに比べてとてもずっしりとしているマイクで重いです。

また、本体の下の部分がツルツルしているので、ハンドクリームなどを使用している場合、ツルッとなってしまいやすいのでご使用の際にはお気をつけ下さい。

Audio-Technica AT4040

おそらく楽器店で最初にDTM機材を購入する際にオススメされる中で最上級のコンデンサーマイクです。

ケース、ダストカバー、ショックマウントなどが付属します。

そしてマイク本体にはローカット、パッドのスイッチを搭載していますので楽器の録音や、低い声の方でも安心してご使用いただける機種です。

定番中の定番のコンデンサーマイクで、音的にはクセが少なく、若干中音域に特徴のあるマイクとなっています。

クセが少ないので、打ち込みでも生音の楽曲の場合でも安心して録音していただけます。

最初から高品質のマイクを使用したい方にぜひオススメの機種です。

BLUE Baby Bottle SL

この独特のデザインからBlue社のマイクを使ってみたい、または使った事のある方も多いのではないでしょうか。

全体的に高級感がありながら音は温かみがあり、生音が多いトラックや、ヒップホップなどに似合う音質をしています。

ショックマウントもボディーのホワイトゴールド的な色合いに似合うようになっており、統一感のあるデザインが好きです。

ケースも木製のタイプが付いており、全体的に音質もデザインも所有感を満たすコンデンサーマイクとなっています。

AKG C414 XLS

次にご紹介するのは高級コンデンサーマイクの定番のC414 XLSです。

堅牢なハードケースの中に、ショックマウントやポップスクリーン、ウインドスクリーン、そしてマイクを収納が出来るようになっており、収納から持ち歩きの際にも便利です。

このマイクの特徴として、指向性を9段階で変更する事が出来るようになっている事です。

これにより、ボーカルから楽器、フィールドレコーディングなど幅広い場面で活躍出来るコンデンサーマイクとなっています。

個人的に使っていて思ったのは、女性ボーカルの高音がよく伸びる部分です。

声がYoasobiのIkuraさんのような声の高い方にオススメのマイクです。

個人的に今回ご紹介しているコンデンサーマイクの中で一番好きなマイクです。

NEUMANN U87Ai

スタジオなどで必ず置いてある定番のマイクがこのNEUMANNのU87Aiというコンデンサーマイクです。

プロの方の録音にも何度も使われているマイクで、個人的に特徴だと思っている部分が、録音しただけでも楽曲に埋もれない音になっている事です。

指向性は3種類で切り替える事ができ、ボーカル以外の録音にも使えるようになっています。

しかし、数年前から値上がりしており、現在40万越えとなっていて、ここまでいくと他のコンデンサーマイクも視野に入ってきそうです。

というわけでいかがでしょうか。

今回は個人的に使ってみてよかったコンデンサーマイクを6選ご紹介してみました。

とにかく様々なマイクがあるのですが、特にC414XLSやU87Aiは音量をあげてもノイズがのりにくくなっており、オススメです。

ではまた次回。

ありがとうございました。