【DTM】にあると便利な機材や家具。〜ディスプレイ編

皆さんこんにちは。beesicです。

今回はふと自分のDTM環境を見返してみた時に、あ、これあると便利だなーと思う家具や機材が浮かんできましたので、選ぶ際の注意点と共に、オススメを製品ごとにご紹介してみたいと思います。

というわけで今回はモニターディスプレイ編です!

では、さっそくいきましょう。

動画もあります

30インチ以下がオススメ

まずはじめにオススメの液晶ディスプレイをご紹介していきたいと思います。

パソコン作業全体に言える事なのですが、ディスプレイが大きすぎる場合、音源を確認してミキサーで音量調整して、シーケンスでMIDIノートを確認するという時に、視線、または首を動かす幅が大きくなってしまい、結果的に疲れて集中力が落ちてしまうという事態に陥りやすくなってしまいます。

映画やドラマ、スポーツなどを見る際には大きい画面の方が迫力も出て良いかと思いますが、DTMなどの作業がメインの場合には30インチ以下のディスプレイをオススメします。

また、最近は4K対応のディスプレイもお値段が安くなってきていて、導入もしやすくなっており、DAWソフトの情報をより多く画面に表示する事が出来るようになるのですが、その分一個一個のアイコンなどが小さく表示されるようになるので、使用する場合には今までの解像度にして使用するか、拡大にして使用するかになるかと思います。4Kのそのままの解像度で使用する場合、例えば目があまり良くないという方は結果的に見にくかったり、ディスプレイに近づいてしまう原因となりますので、ご注意下さい。

例えば作業以外に4Kで映画を見たい、Youtubeを見たい、ゲームでも使いたいといった場合には4Kも検討に入るかと思います。

また、30インチ以下のディスプレイがオススメとは言いましたが、DTM作業場を大きく確保出来る場合にはディスプレイからデスクを離す事で全体を見やすくなりますので、ご自宅でのスペースともご相談の上、決めていただけますと幸いです。

目に優しいのは非光沢です

また、ディスプレイには大きく分けて二つの仕様があり、ライトの光などを反射する光沢(グレア)タイプと、日光などに強い反射しない非光沢(ノングレア)タイプがあります。

集中して長時間ディスプレイを見る場合には、非光沢タイプの方が優れており、逆に写真や映像などが綺麗に見えるのが光沢タイプとなっています。

自分の場合、動画編集、DTM作業が非常に多いのですが、テカテカしていないとやる気が出ないので、光沢タイプにしています。

また、ブルーライト軽減だと正確な色味がわからなくなる為、ブルーライトカット無しのを選んでいます。

ここはお好みで良いかと思います。

接続端子を確認しよう

ディスプレイを購入する際に結構重要なのが、ディスプレイの接続端子です。

デスクトップパソコンの場合はHDMI接続端子がほぼ付いているので心配はいりませんが、ノートパソコンを接続したいと考えている場合ですと、HDMI端子が無くType-C端子のみの場合などがある為、特にノートパソコンの方は注意していただきたいです。

お使いのノートパソコンにType-C接続端子がある場合、Type-Cに対応したモニターにする事で、ケーブル一本で充電しながら使う事が出来るので便利です。

また複数の接続端子が用意されたディスプレイの場合ですと、例えばパソコンとゲーム機、Fire TVなどを接続しておくことで、作業を一回休んで息抜きをするといった場合にもすぐに切り替えをする事が出来るので便利です。

ご検討しているディスプレイと共に、改めてお使いのパソコンの映像出力端子のご確認をする事をオススメいたします。

以上の三つに加えて、パソコンでゲームをする場合にはリフレッシュレートという1秒間に何回ディスプレイに描画するかという仕様があるのですが、FPSや格闘ゲームなども楽しみたい!という方は最低でも120Hz以上のディスプレイを選ぶ事をオススメいたします。

また、ディスプレイにはいくつかのパネルの種類があるのですが、IPSかADSパネルを使用しているモニターを選んだ方が視野角が広く、疲れてきて楽な体勢で作業をするといった場合にも正常な色彩でモニターを見ることが出来ます。

では、オススメの製品のご紹介をしていきたいと思います。

I-O DATA EX LDH241DB-B

まずご紹介するのはIODATAからの23.8インチのモニターです。

対応している出力端子はHDMI、そしてアナログRGBに対応しているので、ノートパソコンやデスクトップと幅広く接続出来ます。

解像度はFull HDに対応しており、画面はノングレアタイプでリフレッシュレートは60Hz、そして スピーカーも搭載しています。

さらに本体裏にヘッドホン端子も用意されているのもありがたい仕様です。

その他の機能としてはブルーライト低減機能、表示するコンテンツによって切り替えられる画面モードなども搭載しています。

Amazon限定での販売モデルとなっており、レビュー数は900件以上と多いですが、他のサイズの評価なども混ざっている為実際はもう少し少ない件数だと思います。

個人的に21インチの液晶だと小さく感じる事があるので、23.8インチという絶妙な大きさが好きです。

Acer EK271Ebmix

次にご紹介するのは27インチノングレアタイプのエイサーのモニターです。

解像度はFull HDでリフレッシュレートは100Hzまで対応しています。

入力端子はHDMIが1つ、ミニD-sub 15ピンという二つの端子を搭載しています。

スピーカーにヘッドホン端子も搭載しています。

基本のスペックは持ちつつもリフレッシュレート100Hzに対応しながらお値段も抑えられているのが好印象です。

自分もメインで使っているのが27型なのですが、個人的にですが、疲れずに全体を見渡せるギリギリのサイズだなーと思います。

JAPANNEXT JN-i282URC65W

4Kに対応したディスプレイからご紹介するのはJAPANNEXTの28型モニターディスプレイです。

このモニターの特徴は豊富な端子を備えている部分です。

映像用として用意されているのがHDMI、DisplayPort、USB-Cです。

この機種はType-C一本で接続とノートパソコンの場合には充電も可能となっています。

その他の特徴としてはPBP、そしてPIPというモードに対応しており、これらのモードは最大で2台までの接続された機器の映像をディスプレイ内に同時に表示する事が出来る機能となっています。

PBPはディスプレイ内にそれぞれ同じサイズの画面を表示でき、PIPの方は片方の画面をもう片方の画面にちっちゃく表示する事が出来る機能です。

例えばDTMをしながら何か映像を流して、それを見ながら曲のアイデアを考えたり、ゲームをしながらアニメをながら見したりする事も出来ます。

リフレッシュレートは60Hzでヘッドホン入力やスピーカーなどもあったり、複数台接続しているパソコンを同じキーボードとマウスで操作出来るようになるKVM機能など豊富な端子と機能を兼ね備えていてオススメです。

CNBANAN 16インチ 2.5Kモバイルディスプレイ

次にご紹介するのは、ノートパソコンとのダブルモニターで使用する場合を想定したディスプレイです。

このディスプレイは4Kではなく、2.5Kとなっており、16インチとノートパソコンに近い大きさのディスプレイとなっています。

グレアタイプでテカテカしており、リフレッシュレートは60Hzです。

接続端子はType-CとminiHDMI、そしてスピーカーとイヤホン端子をこの薄さながら搭載しています。

画面の比率が3:2となっており、主流のノートパソコンの16:9より下の方に大きいサイズなので何か表を映したりなど資料を表示するのに適しています。

そして普段使わないといった場合でも保護カバーがあるので収納もしやすくなっている点も個人的に好きです。

その他ゲームや映像も綺麗に映してくれるほか、DTM環境で考えた場合、例えばこのディスプレイにミキサーだけを映しておくという使い方も出来ます。

なかなか聞いた事のないメーカーさんなので不安に思うかもしれませんが、個人的に使用していてすごいいいなぁーと思っていますのでオススメさせていただきました。

すこし気になるのは明るさが控えめになっている部分でしょうか。

自分の環境ですと保護カバーは取り外し、タブレットスタンドに挟んで使用しています。

という訳で、今回はDTMにオススメな液晶ディスプレイをご紹介してきました。

ぜひDTM以外の使用用途も一緒に考慮していただいて、決めていただければと思います。