今回はfinal名義で発売された初の完全ワイヤレスイヤホンの「ZE3000」を開封&レビューしていきたいと思います!
今までfinalが制作した完全ワイヤレスイヤホンを楽しむ場合、agという別名義にて発売していたイヤホンを手に取るという形でした。
そちらはさまざまなアーティストさんやアニメなどとのコラボ商品を発売したり、近年ですと気軽に完全ワイヤレスイヤホンを楽しめる「COTSUBU」という商品がとても人気を博しています。
そんな中、この「ZE3000」が発売されるという事を知り、正直とてもテンションが上がりました笑
個人的にも「E3000」などを愛用しており、今回の「ZE3000」は有線イヤホンの「E3000」に由来しているとのことでしたので購入するしかありませんでした笑
低価格帯ながら低音は適量に、中音は少し控えめであり、高音は曇ることなくキラキラとした音を奏でてくれました。
さらに音場は広く、音に包まれているような感覚を低価格で楽しめるのは当時とても衝撃でした。
なので繰り返しになりますが、買うしかありませんでした笑
豪華なパッケージング
商品管理しやすい箱の作り
楽器店で働いていた身としては、商品の箱を見る際、管理しやすいという部分に惹かれてしまいます。
この「ZE3000」に関しても箱の上部分にフックをかけて管理しやすいという部分にとても好感が持てました。
すぐにはける製品なら送られてきた段ボールの中で管理しても良いですが、ある程度お店で展開&販売という事を考えるとこのフック式は販売店さんにも優しいデザインになっていると思いました。
最近のフォーマットを採用された箱のデザイン
この「ZE3000」の箱の裏面には製品登録するためのAppのダウンロード用の二次元コードと、シリアルナンバーも同じく二次元コードで案内がされていました。
製品を登録するために公式のサイトにアクセス後、箱や説明書に記載されたシリアルナンバーを手入力するのは見かけるのですが、このように簡単にカメラで読み込むだけで良い手法を取り入れているのは購入者にとってとてもユーザーフレンドリーなデザインだなーと良い印象を受けます。
製品のスペックの表記はもちろん、同梱物をイラストで描かれているのもとても分かりやすい仕様だなと思いました。
そしてついに・・・
箱を開けるとついにイヤホンとご対面です。
とても綺麗です。
充電ケースは丸みを帯びていてとてもコンパクトな形状をしています。
重量もとても軽く、持ち歩きの際にも気にならない仕様になっています。
充電ケースの下にある端子はType-Cとなっております。
イヤホンの形状は同社のAシリーズとはまた少し違う形状となっており、それでいて耳にはめる際に気にならないデザインとなっています。
イヤホンも充電ケースと同じ樹脂が採用されており、イヤホン本体はとても軽くなっています。
デザインだけでもう百点です。
そして付属品はイヤーピース(SS/S/M/L/LLサイズ)、Type-C充電ケーブルととてもシンプルです。
そのほかの仕様の詳細は以下の通りです。
- 通信方式:Bluetooth 5.2
- 対応コーデック: SBC、AAC、Qualcomm aptX、aptX Adaptive
- 連続音楽再生時間:イヤホン本体 最大7時間/ケース込み(充電が少なくなったら充電して使用した場合です。)最大35時間
- 充電時間:イヤホン本体約1.5時間/充電ケース:約2時間
- バッテリー容量:イヤホン本体35,Ah/充電ケース:300mAh
- 防水性能:IPX4
どのようなスマホからパソコンでもこのZE3000を十分にお楽しみいただける仕様となっています。
その他には本体を耳に装着後、イヤホン本体をタッチする事で音楽の再生/音量調整/停止や通話/終話を手軽に操作する事ができます。
また、片耳だけでも使用する事が出来るようになっており、自動的にステレオ再生からモノラル再生に切り替わります。
この片耳再生は意外に対応していない機種も多いので、意外に嬉しい機能だったりします。
音質
では、実際に聴いてみた感想です。
有線のE3000の音質を超える製品を作りたいというコンセプトからも、E3000と同じようなアプローチがされていると個人的には思いました。
具体的にボーカルは少し遠く、低音が強調される事はなくそして音場は広い音作りになっています。
個人的にはSONYのWF-1000XM4より好きな音です。
個人的にはE3000を長い間愛用していたのですが、ワイヤレスイヤホンの手軽を知ってからは使う機会が減っていたのですが、これからはこのZE3000を使用する事が多くなるかと思います。
高音も刺さる事なく、それでいて籠ったように聴こえることはなくキラキラしている印象です。
ただ、使用する人によってはボーカルが耳の近くでは鳴っていない為、ボリュームの調整が難しいかもしれません。
また、低音に迫力があるイヤホンが好きな方にはオススメは出来ない機種かと思います。
しかし、管理人のようにキラキラした高音で低音はあまり強調されず、音場が広いイヤホンをお探しの方には強く推したい商品です。
感想
ワイヤレスイヤホンを初めて購入される方はとにかくこの商品がオススメかなと思います。
¥15000ほどでこの音質のワイヤレスイヤホンを他に探そうとするとなかなか長い旅路になるかと思います。
個人的にもFinalaudioが好きな為かなり偏った意見になってしまったかとは思いますが、とてもオススメです。