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フラットなデザインで分かりやすいソフトシンセAUDIODAMAGE Continua をレビュー!

今回も皆さんを悩ませる事になるであろうソフトシンセサイザーをレビューしていきます笑

今回ご紹介していくのは「AUDIODAMAGE」の「Continua」というソフトシンセサイザーです。

特徴

この「Continua」はメカメカしくなく、フラットなデザインを採用している今風のソフトシンセサイザーです。

Continuaのメイン画面。フラットデザインで親しみやすいです。

オシレーターを3つ搭載し、フィルターを2つ、ADSRを2つ、LFOを4つなどあるスタンダードなシンセサイザーです。

出音もアナログのような太い音が特徴です。

エフェクターも「CHORUS」、「DELAY」、「REVERB」を内蔵しており、それぞれ個別にON/OFFをする事が出来るようになっています。

エフェクト&マクロ画面です。とても分かりやすいレイアウトになっています。

その他に「Macro」機能を搭載しており、一つのノブに多くのパラメーターを設定して一度に操作する事が出来ます。

Macroに設定する事が出来るパラメーターです。他のMacroも設定出来るので、より面白い音を作れそうです。

さらにMPEという直感的に操作できる機材に対応しており、主に「ROLI」社のMIDIキーボードなどに対応しているので、より直感的に音を演奏&操作する事が出来るようになっています。

ROLI社のSeaboardというMIDIキーボードです。押しながら上下に指をスライドする事でシンセサイザーのパラメーターをリアルタイムに変化させる事が出来ます。

また収録されているプリセットが面白く、4アーティストによるプリセットが収録されています。

中にはOP-1で様々な制作過程で有名な「Red Means Recording」さんのプリセットなども収録されています。

デモトラック

エレクトロニカ?のような感じのトラックを制作してみました。

https://beesic.blog/wp-content/uploads/2020/11/continua.mp3

高域で鳴っている音が「Continua」によるプリセットの音です。

この音に定位を広げる「Spread」とサイドチェインの「kickstart」、そして簡単な音質調整の「OTT」とディストーションの「Dirt」を追加してリバーヴを追加しています。

そんなに難しい事をしていないのに簡単に特徴的な音になりました。

総評

今回触ってみて、見た目や機能は現代的で使いやすいアナログライクなソフトシンセサイザーという印象を受けました。

音作りもとてもしやすく、波形もパラメーターを操作しながら細かく調節することが出来るので、簡単でありながら音をこだわって作ろうとしてもすぐに出来るのでとてもよく出来ていると思いました。

有名な「Serum」や「Spire」とも違う質感の音なので、楽曲の中で目立つ音のソフトシンセサイザーが欲しい方にオススメです。

【音の太い使いやすいソフトシンセサイザーです。】
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