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Lo-Fiなサンプルが収録された音源「MOSAIC TAPE」をレビュー!

今回ご紹介していくのは「HEAVYOCITY」の「MOSAIC TAPE」です。

その名の通り、まるでテープに一度録音したかのような温かみのあるLo-Fiサウンドが特徴です。

収録されている音はストリングスからピアノ、ボーカルパッドなど様々な音が収録されています。

特徴

MOSAIC TAPE」の特徴はテープのような質感の音を得られる事はもちろんなのですが、最大で3つのオーディオを組み合わせて一つの音を作り出す事が出来ます。

中に収録されているオーディオはそれぞれ「ORCHESTRAL」、「KEYS&TUNED PERC」、「CHOIRS」、「NOISE」、「ATTACKS」の5つのカテゴリーに分かれており、この中から好きなオーディオを選択する事が出来ます。

オーディオを選択する際、一つ一つの音を試聴出来る所もわざわざロードせずに音を確認が出来るので使いやすいポイントです。

さらに3つのオーディオに対して個別にアルペジエーターをかける事が出来るのも面白いポイントです。

その他にもマクロシーケンサーを搭載しているので、これを使えば「MOSAIC TAPE」内に搭載されている「ENV」、「EQ」、「FILTER」、「DRIVE」、「GATE」、「SPACE」の6個のオーディオエフェクトにLFOのような揺らぎを与えることも出来ます。

搭載されている「MACRO SEQ」。6つのオーディオエフェクトを揺らぎを作りながら音にかける事が出来る。

オススメポイント

下記に自作した2つのオーディオサンプルを用意しました。

1曲目

https://beesic.blog/wp-content/uploads/2020/11/モザモザ.mp3

ドラムとベースは別で用意したものですが、パッド系の音は「MOSAIC TAPE」にて同じ音をオクターブ違いでレイヤーして作っています。

レイヤー1個目

https://beesic.blog/wp-content/uploads/2020/11/モザモザパッド1.mp3

レイヤー2個目

https://beesic.blog/wp-content/uploads/2020/11/モザモザパッド2.mp3

簡単に特徴的な音が作れるので曲に独自の雰囲気を演出する事が出来ます。

2曲目

https://beesic.blog/wp-content/uploads/2020/11/モザ.mp3

1曲目よりもアップテンポにしてみました。

構成はギター、ベースギター、ドラム、パッドです。

雰囲気的にはギターを全体的に響かせたかったのでそれより音場は少し狭めのパッドを作る事を意識してみました。

結果として曲にコード感を付け足す事が出来つつギターの邪魔にもならないパッドを作成する事が出来ました。

総評

公式ホームページにあるようなシネマティックサウンドでの使用はもちろん、普段使いまで幅広く使える音源だなと思います。

絶妙なアナログ感があり、それが曲全体に温かい雰囲気を演出してくれます。

幅広く使えるLo-Fiサウンド、もしくはシネマティックサウンドの音源が欲しい方にぜひオススメの音源です!

【テープを一度通したような温かみのあるLo-Fi&シネマティックサウンド】
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