オススメ予算別DAWソフト2020!part2

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今回はオススメDAWソフトの続きです!

ついにあの有名なDAWが登場します。。。笑

5万円代

BITWIG Bitwig Studio 3

・2種類の作曲方法

定番のシーケンサータイプに加えて即興でフレーズを試せるアレンジビューを搭載しています。

・モジュレーションシンセ対応

オーディオインターフェースからモジュレーションシンセサイザーを制御・操作する事が出来ます。

・豊富な対応OS

WindowsとMacをはじめ、Linuxにも対応しているので多くの方にご使用いただけます。

  • 対応Mac・・・10.13以降
  • Windows・・・Windows7 64bit以降
  • 必要メモリ・・・4GB以上
  • 必須空き容量・・・12GB以上
  • インターネット接続環境

もしモジュレーションシンセサイザーやシンセサイザーをDAW上で細かく制御したい方にオススメなDAWソフトです。

対応OSはWindowsとMacとLinuxです。

このDAWソフトの特徴として、一つのトラックの中でMIDIトラックと音源ファイルを共存させることが出来ることです。

例えば、打ち込んだMIDIファイルの一部を逆再生させたいといった場合、それに対応したエフェクターかMIDIファイルを音源ファイルに変換後に処理をするというなかなか手間がかかります。

しかし、このBitwigの場合は指定した部分だけを簡単に音源ファイルに変換することができ、その音源にすぐ処理を行うことが出来ます。

この直感的な操作ができるのがBitwigの魅力ですね。

そして元Ableton Liveを制作していた方が新たにデザインしたのがこのBitwigなので、Ableton Liveにとても似ています。

そしてBitwigは進化するにつれてどんどんとハードウェア音源をDAW上から操作できるようにする方向に力を入れてきています。

以前に個人で使用しておりましたが、動作がとても軽く操作のしやすさがとても印象的でした。

個人的な思い出となってしまいますが、楽器店時代にこのBitwigの代理店さんの営業さんにBitwigを使用している事をお伝えした時にとても喜んでくださったのを今でも覚えています笑 

Ableton Liveが気になっている方やシンセサイザーなどをDAWとがっつり使いたいからにオススメです!

6万円代

STEINBERG Cubase Pro 10.5

・日本一のユーザー数

日本で1番多くのユーザーさんに愛されているDAWソフトです。

・豊富な音源とエフェクター

様々な音源や音作りからミックスにまで使用できる多くのエフェクターを内蔵しています。

・ビデオレンダリング対応

映像に合わせて楽曲を制作後、そのままビデオを書き出す事が可能です。

  • 対応Mac・・・10.14,10.15以降
  • Windows・・・Windows10(ver. 1809/ver. 1903)64bit
  • 必要メモリ・・・4GB以上
  • 必須空き容量・・・30GB以上
  • インターネット接続環境

日本で圧倒的に使用している方が多いDAWソフトです。対応OSはWindowsとMacです。

その為、DTMの教則本もCubaseでの制作を仮定としたタイプが多く発売されています。

録音から凝った音の加工もそつなくこなし、苦手な部分が見つからないソフトです。そしてアフターケアはあの音楽会社大手のYAMAHAさんという安心感。これは強いです

唯一、時代の流れからサンプラーという音を取り込み加工して演奏することが出来る機能を求められていて、その部分が弱かったのですが、数年前から対応してしまったのでもう強いです。

元楽器店員時代にも友達からオススメされたり、ネットで探した時にオススメされていたのでこれを下さいというような事が多々ありました。

しかし、ぜひ分からなくても良いので、一度ご自分で探してみるか、楽器店員さんにどういう楽曲を制作してみたいとか録音したい楽器なども含めて相談されてみて下さい。

個人的にみんなが使っているから自分も使ってみようと思い使ってみたのですが、ちょっと合わないという経験がありましたのでこの方法をオススメさせていただきました!

何にしてもとてもバランスの良いソフトです!

7万円代

AVID Pro Tools

https://www.avid.com/ja/pro-tools

・プロ品質の音

多くのプロやスタジオに愛されているDAWソフトです。

・互換性の高さ

OSが異なる場合でもプロジェクトファイルを気軽に交換して作業を進める事が出来ます。

・豊富な付属プラグイン

100を超える付属プラグインでプロクオリティの楽曲及びミックス作業が出来ます。

  • 対応Mac・・・10.13.6,10.14.6 または10.15.3
  • Windows・・・Windows10 Home,ProまたはEnterprise 64bit
  • 必要メモリ・・・16GB以上
  • 必須空き容量・・・15GB以上
  • インターネット接続環境

最終的なミックスによく使用されるDAWソフトです。対応OSはWindowsとMacです。

このソフトでももちろん楽曲制作をする事が出来るのですが、主にミックスの際に使用される印象が強いです。

このDAWソフトの特徴として、業界標準というブランド力とあとは操作が難しいです。

もし、何の予備知識なしにこのソフトのご購入をご検討の際は、ぜひPro Toolsの操作説明がされている本も合わせてお買い求めいただく事をオススメします。

もし将来的に音楽業界でエンジニアとしてやどこかの音楽スタジオで働いてみたいとお考えの方はぜひこのソフトを自在に扱えるようにしておくととても重宝されます。将来、プロの現場でのご活躍をお考えの方はぜひオススメのソフトです!

8万円代

ABLETON Live 10 Suite

※価格改定されて、さらにお買い求めいただきやすくなりました!

・2種類の作曲方法

シーケンスでの作曲とその場で浮かんだアイデアを試せるセッションビューがあります。

・直感的なインターフェース

どんな作業もすぐに直感的に出来るようユーザーフレンドリーになっています。

・豊富な音源とエフェクター

実験的な音からよく聴く音を制作するのに適した音源とエフェクターを内蔵しています。

  • 対応Mac・・・10.11.6以降
  • Windows・・・Windows7,8,1064bit
  • 必要メモリ・・・4GB以上
  • 必須空き容量・・・表記無し
  • インターネット接続環境

高い。高いです。しかしそれには理由があります。対応OSはWindowsとMacに対応しています。

このソフトの特徴としては作曲方法を2つ兼ね備えたデザインと豊富なエフェクターとサンプラーです。作曲方法として用意されているのが、即興で次々にいろんなフレーズやアイデアが試せるセッションビューと腰を据えてじっくり楽曲を編曲する事が出来るアレンジビューの2つです。

この2つによりその日の気分によって制作方法を変える事が出来ます。

さらに音楽制作をしていく中でDJプレイがしたいといった場合にも対応できてしまうという、その名の通りライブ演奏が出来ます。

さらにこのLive SuiteにはMaxという自分でエフェクターや音源を制作できてしまうソフトも付属しています。

もちろん、多くの方にとっては難しいお話になってしまうのですが、このMax for Ableton Liveで制作されたエフェクターや音源は他の方のAbleton Liveでも使用する事が出来るのです。※有料な物もあります。

AbletonのサイトでもこのMaxで制作された物の紹介をしているページがありますのでぜひご閲覧してみて下さい。

これを追加する事によってご自分の作業をより効率化する事が出来ます。

さらに多くのMIDIコントローラーやパッドが対応しているので、直感的にMIDIコントローラーを使用されたい場合にはこのAbleton Liveがオススメです。

今回は比較的短い記事にはなってしまいましたが、まだまだ多くのDAWソフトが存在しています。

今回はその中から店頭でお客様からよくお買い求められていた物を中心にご紹介させていただきました。

DTMを始める上で作曲ソフトはとても大事な部分になりますので、ぜひ気に入ったソフトを探してみて下さいね♪