オススメ予算別DAWソフト2020!part1

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今回はパソコンで音楽制作をする上で必要不可欠な、DAWソフトをご紹介致します。

DAWとは?

DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略で、デジタル環境の中で音楽を制作する上で必要不可欠なシステムの事です。

このシステムを様々なメーカーさんがDAWソフトとして販売しています。

ご紹介の前に言ってしまうと、少し前までは各DAWソフトごとに明らかな特徴があり、皆さんそれぞれのスタイルに合ったソフトを求めていました。

しかし時代はどんどんと進み、どのDAWソフトでもある一定の事は出来るようになっています。

ですので、最終的には自分にとって身近なソフトか、デザイン、もしくは好きなアーティストさんが使用しているソフトから選ぶのが一番良いと思います。

また、今回のご紹介はソフトによっては様々なバリエーションが存在しますが、全て一番上のランク上でのご紹介をさせていただければと思っています。

では、ご紹介していきます!

無料

Apple Garage Band

・ユーザーフレンドリー

初めて作曲をする人にも分かりやすい設計になっています。

・チュートリアル付き

楽器やアーティストの楽曲のチュートリアルを閲覧できます。

・多くの付属音源

様々なフレーズが付属しているので並べるだけで楽曲制作が出来ます。

  • 対応Mac・・・Macに最初からインストールされています。
  • 対応Windows・・・Windowsには対応していません。

いきなり無料をご紹介するのはナンセンスだと思いますが。。。

本当によく出来ているソフトなのでご紹介させて下さい!

Apple製のパソコンをお持ちの方でしたらどなたでもご使用出来るDAWソフトです。

このソフトの良い所はピアノやギターフレーズが沢山、収録されていますので(通称ループ音源と言います。)、このループ音源を自分なりに並べてボーカルを録音するような事で気軽に曲を制作する事も出来ますし、様々な音源からご自分で思いついたフレーズをどんどんと録音していき制作する事も出来ます。

そんな事言われても弾き方が分からない。。。という方もご安心下さい。

ピアノ、そしてギター、さらに有名なアーティスト本人がご自分の曲の演奏方法を教えてくれるコンテンツまで揃っています。

そしてもし、このソフトで物足りなくなってきたとしても、上位版に位置するLogic Pro xと見た目が似ているのですんなりと移行がしやすいです。

また操作方法に迷った場合には、Macに最初からインストールされている「ブック」というソフトから「Garage Band」と検索をしていただくとAppleが用意した説明書を無料で配布しています。。。

改めて説明してみるとここまでユーザーフレンドリーなDAWソフトっていうのが他にないので、もしこのソフトで合わないという方はよりプロフェッショナルなソフトに移行していただいた方がモチベーション持続にも繋がりますし、Windows環境の方にはそもそも導入できないという部分があるのでご紹介するかは迷いましたが、改めて一つのソフトとして完成されているなと感じましたのでご紹介しました!

とってもオススメです!

※こちらのソフトは最初からインストールされていますが、もしされていない方はApp storeというアプリを起動後、検索欄に「Garage Band」と検索いただくことで無料で手に入れることが出来ます。

2万円代

Apple Logic Pro X

・ユーザーフレンドリー

直感的に操作がしやすいように設計されています。

・2つの作曲方法

普段の作曲方法に加え、ライブ感覚で制作できるLive Loopsがあります。

・豊富な付属音源

弦楽器や最近のジャンルのループ音源も付属しています。

  • 対応Mac・・・10.14.6以降
  • 必要メモリ・・・表記無し
  • 必須空き容量・・・6GB必須(全ての音源をダウンロードすると72GB)
  • インターネット接続環境

楽器店員で働いていた時、とても恐れていた質問に「このソフト、Logic Proと比べてどうですか?」というものでした。。。

一応、楽器店員という立ち場、Logic Pro Xはダウンロード専用ソフトであり店頭で販売できないという経緯がありましたので、なかなか素直にオススメも出来ずに息苦しさがありました。

ですので、この質問が出た際には上司から離れた場所にお客様を誘導し、その上で自分の思った通りの事をお客様にお伝えさせていただいていました。(楽器店員としてはタブーだったのかもしれませんが。。。)

ですので、今回は自由にご紹介させていただきます!対応しているOSはmacのみです!

自分もこのDAWソフトをメインとして使用していまして、それ以前はFL StudioやCUBASE、SonarやLogic導入後にBitwigというソフトを使用したりしていました。

それぞれ各DAWソフトの簡易版がMIDIキーボードやオーディオインターフェースに付属していたり、そして体験版などがありましたのでそれをいじったりしていたのですが、本を買ったりして操作をしていたのですがなかなか思うように動かせないという時期が続いていました。(CUBASEは後に製品版を購入して1年ほど使用していました。)

しかし、パソコンを新しく買い換えた時にDAWソフトも一新しようとこのソフトを導入したのですが、とても直感的に操作する事が出来ました。

何をするにしても分かりやすさがこのソフトの魅力だと思います。

そしてつい最近、大型アップデートもあり、Ableton Liveのように自分のいま思いついたフレーズをどんどん録音していき、それを重ねて音楽を制作していくという別のアプローチでの作曲方法も追加されました。

それでいてお値段が24000円という他の作曲ソフトのフル版と比べてだいぶ安いのです。。。

そして様々なループや音源も用意されているというのもまた魅力の一つです。

もしMac環境の方やGarageBandではご満足いただけない方はこちらのソフトをオススメ致します。

このソフトに関しましてはまた特集でご紹介させていただければと思います!

ほとんど自分の感想になってしまいましたが、他のDAWソフトで迷っていた操作が直感的に操作出来た時の感動があの時の自分にとってとてもモチベーションの継続につながりました。

長くなってしまったので今回はこのぐらいでお開きとさせていただきます笑

このソフトはダウンロード専用なのでお探しの場合にはApple公式サイトからのアクセスをオススメします。

IMAGE-LINE FL STUDIO 20 Signature 

・独自の作曲スタイル

思いついたフレーズのパーツを繋げて楽曲を構成していきます。

・豊富なエフェクト

豊富なエフェクトで楽曲をよりクリエイティブに演出します。

・Windows/Mac対応

多くの人が使用しているOSに対応しています。

  • 対応Windows・・・Windows 8.1,10以降(64bit)
  • 対応Mac・・・10.13.6以降
  • 必要メモリ・・・4GB以上
  • 必須空き容量・・・4GB以上
  • インターネット接続環境

もしこの記事を読んでいただいている中でEDM系の制作をされたいと思われている方はこちらのソフトがオススメです。

このソフトの特徴として、ループ音源やサンプル音源をふんだんに使用しての制作がとてもしやすいです。

対応しているOSはWindowsとMacの両方です。

そして付属しているエフェクトや音源が普段、EDMを聴いていてよく耳にする音が収録されていたり表現しやすいようになっています。

また、少し難しい話にはなってしまいますが、オートメーションという楽器やエフェクトの効果を指定した場所で発揮するという機能がDAWソフトにはあるのですが、そのオートメーションで指定出来るパラメーターが非常に豊富なのでEDMのような細かなエディットが必要な楽曲の強力なお供になります。

そしてこれはDAWソフトには直接的には関係なのですが、海外の方がYoutubeでEDM系の制作動画をご紹介されている時に使用されているソフトが大体、FL StudioかAbleton Liveです。

また、多くのEDMアーティストに愛されているDAWソフトでもあります。

ですので、もしEDM主体で制作をしていこうと考えられている方にぜひオススメなソフトです!

4万円代

PRESONUS Studio One 5 Professional

・プロ品質の音

プロも認める音質で制作からミックスまで作業出来ます。

・軽快な動作環境

動作が軽いので思いついたアイデアを瞬時に試す事が出来ます。

・豊富なオーディオエフェクター

音色や楽曲の品質を多くのエフェクターで整える事が出来ます。

  • 対応Windows・・・Windows 7SP1+,8.1,10以降(64bit)
  • 対応Mac・・・10.11以降
  • 必要メモリ・・・4GB以上
  • 必須空き容量・・・40GB以上
  • インターネット接続環境

近年、音の良さとあるコントローラーによってユーザーが増えているDAWソフトです。対応おOSはWindowとMacです。

実はこのソフトをデザインしたのが元CUBASEを制作していたチームなんです!

なので、レイアウトが結構似ていたりする部分があったりします。

このソフトの特徴として起動が軽いというのがあります。

そして、1画面で全ての作業が完結するようにデザインがされています。

例えば楽曲が完成した後にミックスをしたいという場合にも簡単に表示することが出来ます。

また、このDAWソフトをご紹介するには周辺機器の充実さがあります。

というのも、このStudio Oneを発売しているPRESONUSがStudio One用にオーディオインターフェースやMIDIコントローラーやパッド、そしてモニタースピーカーを製造、販売しているのでどんどんと自分専用の作業場にカスタマイズしやすくなっています。

そしてこのDAWソフトが爆発的に広がったきっかけがありまして、それがモーターフェーダー付きのFaderportというStudio One用に作られたMIDIコントローラーの存在です。

これはプロのミックス現場と同等のフェーダーが付いていたコントローラーなのですが、この存在により本格的なミックス作業が家出できるというふうになりたくさんのお客様にご愛嬌いただいていました。

このように、より本格的なミックスをしたいという方にオススメのDAWソフトです!

今回は4万円代までのオススメDAWソフトをご紹介してきました。

次回はより高級なDAWソフトをご紹介していきますのでよろしくお願い致します。