DTMをこれから始める方に〜オススメオーディオインターフェイス5選 2022版!

Russia, Moscow - March 31, 2020: Empty workplace at home in studio in dark. Desk with computer, photo and music equipment for work, hobby and production

こんにちは、beesicです。

今回は今回はオーディオインターフェースのオススメをご紹介していきます!

オーディオインターフェースの選び方

そもそもですが・・・

以前の動画でも話させていただいたんですが、録音をしない場合にはすぐに必要ではないと思っています。

そのかわり、モニターイヤホンやモニターヘッドホンにお金をかけた方がパソコンに直差ししたとしても楽曲の印象が変わってきますので、オススメです。

また、オーディオインターフェイスには様々な音源やDAWソフトが付属したりしますので、それ目的に購入するという方法もあるかと思います。

もし購入する場合には、この機材によって録音の質やヘッドホンやイヤホンでの音の聴こえ方が変わってきますので、なるべくしっかりした物をご購入されることをオススメします。

なるべくUSB3.0以上を選びましょう

最近のパソコンはUSB3.0を標準搭載していますので、どうせならオーディオインターフェイスもUSB3.0以上に対応した機材から選択していただいた方がいいかなぁと思います。

というのも、このUSBの速度によって録音する際のレイテンシー(録音した音声や演奏する際に、音がずれる現象)を小さくする事が出来ますので、より違和感なく作曲に没頭する事が出来ます。

配信をしたい方は「ループバック機能」がついているタイプを選びましょう

もし、生放送をしたりパソコンで流れている音を録音したいといった場合にはこの機能がついているオーディオインターフェイスを選びましょう。

最近は「配信用」と謳っていなくてもこの機能が内蔵されているタイプが増えましたので、ご購入の際にはぜひ「ループバック」という文字を気にして探してみてくださいね。

長くなってしまいましたが、では、早速オススメのオーディオインターフェイスをご紹介していきます!

1.FOCUSRITE Scarlett Solo (gen.3)

とても定番のオーティオインターフェイスです。

昔からこの機材に搭載されているマイクプリアンプ(小さいマイクの音量を大きくしてくれたり、音質を良くしてくれる機能または機材)の評判が良く、録音をよくする方にオススメの機材です。

FOCUSRITEというとマイクプリアンプというぐらい有名だったりするのですが、その有名なマイクプリアンプの音を再現する「AIR MODE」というボタンも搭載しており、録音する際にいつもと違う音質で録音したいという時にこのボタンを押せば簡単に切り替わりますので注目の機能です。

また、このScarlettをパソコンに接続して内蔵のディスクイメージを開く事で最初のセッティングを手助けしてくれる「INTERACTIVE ONBOARDING」という機能を搭載していますので、初心者の方に優しい機材となっています。

付属するソフトが多く、特にオススメなのが

付属音源でオススメ

DAWソフトのAbleton Live Lite

XLN Audio Addictive Keys

XLN Audio Addictive Drums 2 Studio Rock Kit Relab

AntaresのAuto-Tune Access

です。

声をいわゆる「ケロ」らせる事が出来るAuto-Tune、普通に人気なピアノ音源のAddictive Keysやドラム音源のAddictive Drums 2が付属します。

さらにPro Toolsの3ヶ月使用出来たりもしますので、最初に様々なエフェクトやDAWソフトや音源を試す事が出来ます。

しかし、ループバック機能はついていないのと、本体はType-Cなのですが調べた感じUSB2.0仕様?違ったらすみません。。。なのでお気をつけ下さい。

beesic

個人的な感想としては前面と背面がテカテカしており、ここが傷つきやすいのでご注意下さい。

MOTU M2

発売される前からも話題になって、発売後なかなか買うことが出来なかったオーディオインターフェイスです。

M2が人気な理由

DACチップというパソコンから流れてくるデジタルの音をアナログに変換するチップがあるのですが、そのチップが数十万円するオーディオインターフェイスに搭載されているものと同等品と話題になり、作曲をする方とオーディオを聴く方が買って当時全然購入出来ないようになっていました。

チップに注目されがちですが、視認性の良いLCDのパネルを搭載し、ループバックも搭載しており配信やパソコン内部の音を録音する事も出来る機能を搭載しています。

また、背面にはUSB2.0基準ではありますがType-Cを搭載しています。

付属のDAWソフトもMOTU Performer LiteとAbleton Live Liteがあり、2種類のDAWソフトを試す事が出来ます。

個人的にも所有しており、音の傾向は中域に特徴があり温かい音をしています。

少しマニアックな話になってしまいますが、ApogeeのDuet2という6−7万円ぐらいだった機材と同等の音質と感じました。

beesic

お値段的にも3万円いくかいかないかぐらいとなっており、少しお高めではありますがずっと使える機種だと思いますので、初心者の方に特にオススメです。

AUDIENT iD14mk II

これもまたクオリティーの高いオーディオインターフェイスです。

この前の機種に当たるiD14という機種がちまたで噂になり、アマチュアの方からプロの方までお買い求めいただいていた機種でした。

その機種が新しくなり、デザイン的にはそんなに変わった所はないのですが、USB3.0に対応したことで前の機種では必要としていた別途電源アダプターは要らなくなり、ケーブル一本でどこでも高クオリティーの音を楽しむ事が出来るようになりました。

また、ループバック機能も搭載し、さらにトークバック機能(別の部屋にいる人と話す事が出来る機能の事です。)も搭載しています。

オススメポイント

またイヤホン端子とPhone端子を搭載しており、同時に出力が出来るため、例えば借りたスタジオで片方は歌い手の方に、片方は録音を担当する方がチェックするといった使い方をする事が出来ます。

またスピーカー出力用に4つ用意されており、2セットのスピーカーで聴き比べをしながらミックスをより高水準で行うことが出来るようになっています。

また面白い機能として、このホイールはボリュームを操作するためだけではなく、DAW上のパラメーターを設定して、このホイールで調整するという機能が搭載されています。

音質に関しては暖かい感じでこれも数万円上のオーディオインターフェイスにも負けない音質をしています。

beesic

機能的によく録音をする方や、モニタースピーカーでミックスをする方などにオススメな機種です。

APOGEE Duet3

この辺からお値段がグーンと上がるのですが、本当にオススメなのでご紹介させて下さい。

とてもシンプルなデザインとなっており、真ん中のホイールを押したり回したりする事でマイクやスピーカー、イヤホンの音量を調整する事が出来るようになっています。

そしてイヤホン端子、背面には録音やモニタースピーカーを接続する際に必要なブレークアウトケーブル端子、そしてType-C端子を搭載しています。

個人的にはイヤホン端子を搭載しているのがポイント高いです。

また、付属のType-Cケーブルが優秀で、ケーブルにUSBのType-AとType-Cをすぐに切り替える事が出来るようになっており、どんな環境でも使用しやすくなっているのが良いですね。

また、このオーディオインターフェースの良い所は、普段録音をしない方や出先でミックスをするなどの場合にはブレークアウトケーブルを外して簡単に持ち歩く事が出来ます。

持ち歩き、または保管用のしっかりとしたケースも付属しており、安全にDuet3を保管する事が出来ます。

オススメポイント

機能面もループバック機能を搭載しており、またこのインターフェイスにDSPというシステムを搭載しており、本体内蔵のイコライザーで楽器やマイクの音質調整をする事が出来ます。

音質的には前の機種にあたるDuet2とは違う方向性になっており、以前は中音域に特徴のある音色だったのですが、今作は高音と低音に特徴のある音色になっています。

なので、個人的には打ち込みの音がよく似合うなーという印象です。

また、使用する場所が主に自宅メインの方にはDuet Dockという、入力端子部分をより強固にする製品が販売されていたりします。

これを使用するとブレイクアウトケーブルを使用せずにすみますので、出先で使用する場合には本体を取り外し、出先ではブレイクアウトーケーブルを使用して作業するといったスタイルも出来るようになります。

個人的にも使用しており、特に問題なく使用出来ています。

また最近のアップデートにより付Ableton Live Liteが付属するようになりました。

しかしプロモーションとの事で、いつ終了するかは未定との事です。

beesic

打ち込みをメインに制作される方にオススメなオーディオインターフェイスです。

RME Babyface Pro FS

楽器店で働いていた時、一緒に働いていた方と店内にあるオーディオインターフェイスを全て試していた事があるのですが、その時に衝撃を受けたのがこのBabyface Proです。

このBabyface Proの特徴は一言でいうと「音の分離」です。どこで何が鳴っているのかがとても明確に分かります。ここまで音の定位がよく分かるオーディオインターフェースに出会ったのは当時としては本当に衝撃でした。

試した当時、買って帰ったのは良い思い出です。

このBabyface Proはデザインが変わっており、本体の上部にマイクを接続したりモニタースピーカーを接続し、本体の側面にヘッドホンやイヤホン端子、そして楽器を接続する端子を搭載し、また反対の側面にはUSB端子などを搭載しています。

また底面にマイクスタンドに装着できる穴が空いており、卓上マイクスタンドなどに装着するととても使い勝手がよくなったりします。(その分、線があちこちから生えることにはなりますが。。。)

USB2.0端子を搭載しているのですが、独自のドライバーにより本当にUSB2.0?と思うぐらい録音時の遅延を少なくする事が出来ます。

楽器店などで試聴出来るのであればぜひしてみてもらいたい機種です。

しかし、とても人気機種であり入荷もなかなかしない為購入するのが難しいのが現状です。

当時の楽器店でも入荷した当日にすぐに売り切れになっていました。

フリマサイトなどを覗いてみると、その入手の難しさからプレミアの値段がついていたりします。

おそらく転売ヤーにも狙われている商品だと思います。

楽器店によって対応はまちまちだとは思いますが、店舗に問い合わせていただいて、予約なり入荷した際にお知らせしていただくなどの対応が可能かを聞いてみるのも一つの手だと思います。

beesic

とても高く、とても入手難易度が難しい機種ではありますが、音楽制作を数段階レベルアップしてくれる機材です。

Babyface pro fsのプレミア化

※サウンドハウス以外は現在プレミア価格となっています。正規の価格につきましてはサウンドハウスを参照にしていただきますようお願いいたします。

いかがでしたでしょうか?

今回は初心者の方にはもちろん、自分の経験則から様々な価格のオーディオインターフェースをご紹介させていただきました。

個人的に、しっかりとしたオーディオインターフェイスを用意する事で聴こえてくる音がいつもと変わり、音楽を聴く事が楽しくなったり、楽器の音を聴くのが楽しくなったりして、結果的に音楽制作のモチベーションに繋がったりしますので、ぜひご予算の中から皆様に合ったオーディオインターフェイスが見つかることをお祈りしています。

また次回もよろしくお願いします。