EDM系のキックを作る上で欠かせない音源の「KICK2」がBlackfridayセールで40%OFFになっています!
普段からキックの音源はこれで作る事が多いので、ちょうど良い機会だと思いご紹介させていただきます。
Contents
KICK2とは?
「KICK2」とはその名の通りキックの音を作ることに特化されたドラム音源です。
しかし、その他にもハイハットやスネア、タムなどの音も収録されているので、この「KICK2」だけで多くのドラムの音を制作する事ができます。
KICK2で出来る事
PITCHとLENGTHの調整
KICK2にはジャンル毎に整理されたドラム音源が多く収録されており、そこから自分なりに音を調節していく事が出来るようになっています。
メイン画面となる部分ではPITCH(音の高さ)とLENGTH(音の長さ)を決める事が出来るようになっています。
例えば、Hip-HopやTrapで使うような音が低めで、かつ音が長いドラムの音を作りたい場合には画面中央左にある「PITCH」のバーを下に下げ、画面中央下にある「LENGTH」のバーを右にドラッグする事で簡単に作る事が出来ます。
さらに、画面中央に大きく表示されている波形部分にはより細かく音の高さを決める事が出来るようになっており、曲のキーに合わせやすくなっています。
AMPの調整
AMPと言われてもピンとこないかも知れませんが、要は他のシンセサイザーについているADSRのような感じだと思っていただければ分かりやすいかも知れません。
ここではアタック感から音の大きさ、そしてどのように音が減衰していくかの設定をする事が出来るようになっています。
この設定画面に移行する為には、画面中央やや左下にあるAMPボタンをクリックする事で、波形部分に表示されるパラメーターが変化します。
あとはこの丸をクリックしながら移動させる事で直感的にキックの音を作る事が出来るようになっています。
最大3つまで重ねられるCLICK
KICK2の個人的にとても気に入っている部分がこのCLICKの存在です。
ここでは最初に簡単に説明させていただいた、ハイハットやスネアの音などを選択し、キックの音と重ねる事が出来るようになっています。
まず、音の選択の仕方は画面中央やや右にある、「CLICK1」の「PITCH」の上部分にある↓ら辺をクリックする事でメニューが表示されます。
実際に選択出来る音の一部は下記の画像の通りです。
ここも分かりやすくカテゴリー別になっており、自分のイメージに近い音から検索する事が出来るようになっています。
試しに音を重ねてみました。
どちらとも「TR809 02」というプリセットの音にそれぞれ「CLICK」を選択しています。
「CLICK」を「FX1」にした場合
「CLICK」を「Snare Noise 01」にした場合
どちらもEDMでよく聴く音かと思います。
今は1つだけの「CLICK」を重ねましたが、この他にさらにハイハットの音を追加したり、より強いキックのような音を重ねたりする事も出来るようになっているので、サンプル音源によくあるいくつかのキック音源を重ねて1つの音を作成するといった事がこの「KICK2」の中だけで作成出来てしまうのはかなり作業的にも楽になるかと思います。
いろんな「CLICK」を試してキックとの相性をすぐに試聴事も出来るので、制作意欲も高いまま作業を続ける事が出来る点も大きな点かと思っています。
また、画面中央下にある「CLICK1-3」をクリックする事で個別に「PITCH」や「LENGTH」、そして「AMP」を設定する事が出来るのも使いやすい点です。
ちなみに点が足りない場合にはダブルクリックする事で増やす事が出来ます。
オーディオエフェクター
最終的な音を調整する上で大事な「EQ GAIN」やオーディオエフェクターの「DISTORTION」、また音を大きくする「DRIVE」の3つを搭載しています。
この3つは個人的にあまり使う事はなく、他のエフェクターでやってしまう事が多いですがこのオーディオエフェクター付きというのも即座に作った音を荒々しくしたり、音量を大きくしたりする時には便利かと思います。
オススメの使い方
個人的にまず音量を-10dbに設定してから「KICK2」にて音作りを開始すると良いかと思います。
というのも、「KICK2」にはリミッターが搭載されており、常に0dbまで音量が届いているので、音を制作した時にどのぐらいの音量なのかがいまいち分かりにくいという点と、後で音を追加していく時に他の音の邪魔になりにくいという2つの利点があると個人的に考えているからです。
あとはベロシティを127に設定し、音量はDAWの音量バーで設定すると上手くいく傾向があります笑
総評
とりあえずキック音源を探しているという方にはぜひオススメしたい「KICK2」です。
EDMだけでなく、どんなジャンルにも使いやすい音源なので、この安くなっている今だからこそ強くオススメです!
気になる方はとても有名な音源ですので、YoutubeやSNSで「KICK2」と探すなり、公式ホームページを閲覧してみて下さいね!