今回は小型のデジタルシンセサイザーをご紹介していきます。
最近は小型のシンセサイザーの方が色んなタイプが発売されていてとても面白かったりします。
今回はその中でも多くのお客様に愛されている機種をご紹介させていただければと思います!
Contents
1万円以下
TEENAGE ENGINEERING PO-20 arcade
小さいのに本格的な音が楽しめます!
一台でドラムとリードとコードを一緒に鳴らせます!
エフェクトを駆使しながら楽曲制作を楽しめます!
- 鍵盤数:16(16個のボタンで打ち込みます。)
- USB端子:無
- 入出力数:1in(他の機種と同期する為に使用します。)/1out
- ペダル用端子:無
- 付属DAW:無
- 付属品:説明書
大きさは最近のスマホより小さいか同じぐらいのデジタルシンセサイザーです。
収録されている音はチップチューンと呼ばれる昔のファミコンで鳴っていたような音です。
この機種の特徴はこの小ささで豊富なエフェクトを使用したり、曲を制作出来る事です。
さらに、このシンセサイザーはグラフィックが動くので触っていてとても可愛いです!
このPO-20の画面左側にイヤホンが挿せそうな穴が空いているのですが、これは他のPOシリーズと接続してテンポを同期したり、音を送ったりする事が出来るようになっています。
複数接続した場合は最後に接続された機種の右側から全ての音を出力する事が出来ます。
ちなみに音の監修をしているのが本格的なシンセサイザーやサンプラーを制作しているELEKTONなので音の良さはお墨付きです。
一つ注意なのですが、このシリーズにはCA-Xというシリコン製のケースが用意されていたりするのですが、このケースに収納する為には上の輪っかの部分をペンチ等で切る必要があります。
アラームも付いていたりして遊び心満載のこのPO-20ですが、初心者から上級者まで幅広くご紹介できるシンセサイザーです!
4万円代
YAMAHA reface CS
フェーダーを動かして直感的に音を制作出来ます!
弾きやすいミニ鍵盤を搭載しています!
電池駆動&スピーカー搭載でどこでもご使用いただけます!
- 鍵盤数:37
- USB端子:USB Type B 2.0
- 入出力数:1in/2out
- ペダル用端子:有 FOOT CONTROLLER
- 付属DAW:無
- 付属品:電源アダプター、MIDI変換ケーブル、取扱説明書、保証書
昔の名機を現代風に使いやすいように新たに発売されたのがrefaceシリーズです。
今回はその中から白い機種である、reface CSのご紹介です。
この機種の特徴は昔のアナログシンセサイザーと同じようにプリセットを保存する機能が本体には内蔵されていません。
なので基本的には本体に付いているフェーダーを上げ下げしながらお好みの音を制作していく必要があります。
しかし、触ってみると止まらなくなる魅力があります。
そして音色が出来たらルーパーを使用してフレーズを録音する事も出来ます。
ルーパーへの録音はあくまでMIDIでの録音なので、フレーズを録音した後で音色をいじって遊ぶというような事も出来ます。
この機種の一番のオススメポイントとしては、本体にあるパラメーターもとてもシンプルなので初心者の方でも覚えやすいという点です。
この機種とシンセサイザーの使い方を紹介している本やサイトを参照する事でシンセサイザーの仕組みや各パラメーターを覚える事が出来ます。
実際に楽器店員時代にこの機種を購入されたお客様がその後に本格的なシンセサイザーを購入されていたのがとても印象的で覚えています。
さらにUSBで接続する事により、MIDIキーボードとしても使用する事が出来るので、音源付きのMIDIキーボードをお探しの方にもぜひオススメできる機種です!
5万円代
ROLAND JD-Xi
デジタルシンセ、ドラム、アナログシンセの音をJD-Xiだけで楽しめます!
シーケンサーで最大4トラックまで録音/再生する事が出来ます!
マイクも付いているのでボコーダーやオートピッチも楽しめます!
- 鍵盤数:37
- USB端子: USB Type B 2.0
- 入出力数:1in/2out
- ペダル用端子:無
- 付属DAW:無
- 付属品:取扱説明書、ACアダプター、マイク、保証書、ローランドユーザー登録カード
この機種を見た時に何でも出来るのでとてもびっくりしたのを覚えています。
デジタルシンセサイザーの音はもちろん、さらにアナログシンセサイザーの音も内蔵していて、ドラムの音とマイクも搭載されてシーケンサーも付いているので遊び出すと止まりません。
表にあるつまみ以外にも本体左上の方にあるディスプレイから様々な設定をいじる事も可能になっています。
シーケンサーが4トラックとなっており、デジタルシンセサイザーx2、ドラム、アナログシンセサイザーという風に録音出来るので例えば録音していき、1トラックずつフレーズを変えていくとDJプレイのような事も出来たりします。
さらにボコーダーやオートピッチも楽しめるのでぜひ楽器屋さん等で実際に触ってみて欲しい機種です。
小型のシンセサイザーが欲しくて一台で幅広く遊べるタイプをお探しの方にぜひオススメの機種です!
7万円代
TEENAGE ENGINEERING OP-Z
シンセサイザー&好きなサンプルを使って音楽制作出来ます!
iphone/ipadに無線で映像を写し出す事が出来ます!
充電式でとても小さいので気軽に持ち歩けます!
- 鍵盤数:24(ボタン式です。)
- USB端子:USB Type-C
- 入出力数:1out(3.5mm 4軸ジャック)
- ペダル用端子:無
- 付属DAW:無
- 付属品:USB Type-CーType-A
もし、音楽制作だけではなく動画に合わせて演奏したいという方にぜひオススメなのがこのop-zです。
まず音楽制作をする際には8種類のシンセサイザーエンジンとインストゥルメント・トラックを使用して音楽を制作する事が出来ます。
また、サンプルオーディオを本体に移動させる事で使用する事も出来ます。
もし自分の声や何か身近な音を取り込みたい場合には本体に内蔵されているマイクで録音後、使用する事が出来ます。
このop-zは専用アプリを通してbluetoothで接続する事でios/Androidにリアルタイムで用意された映像を映す事が出来ます。
用意された映像以外に数枚の写真を撮影後、ビートに合わせて次々に映してくれるフォトマティックという機能もあります。
また、op-zのパラメーターを映す事も出来るので、細かく本体の音色をエディットしたい時にも重宝します。
その他にも、本体背面に拡張出来る部分があり、アクセサリーを購入する事でモジュラーシンセサイザーとも同期する事が出来るのでより演奏の幅を広げる事が出来ます。
とてもコンパクトな充電式の可愛いシンセサイザーをお求めの際にはいかがでしょうか?
10万円以上
TEENAGE ENGINEERING OP-1
とてもコンパクトで充電式です!
豊富なシンセサイザーエンジン搭載でたくさんの音を楽しめます!
本体内蔵のテープレコーダーで楽曲制作も出来ます!
- 鍵盤数:24(スイッチを押すような感触です。)
- USB端子:mini USB type B 2.0
- 入出力数:1in/1out(どちらも3.5mmジャックです。)
- ペダル用端子:無
- 付属DAW:無
- 付属品:ケース、USBケーブル
小型のデジタルシンセサイザーとしてとても有名なOP-1のご紹介です。
元楽器店員時代、とても高価な機材なのにお客様から尋ねられては売り切れという事を繰り返していました。
サンプラー/シンセサイザーを合わせて合計12個のエンジンを使用してテープレコーダーに録音する事が出来ます。
このOP-1の唯一惜しい所は複数のシーケンサーを搭載していない所なのですが、そこはステップシーケンサーを使用してテープレコーダーにオーディオとして録音する事でカバーしています。
しかし、その他には「DNA」という機種ごとに違う音を奏でるシンセエンジンを搭載したり、豊富なアニメーションで楽しませてくれます。
さらにアクセサリーにもFMラジオを聴く為のアンテナなども用意されており、とても遊び心があっていつまでも触ってしまいます。
コンパクトなので寝っ転がりながらシンセサイザーをいじるなんて事も出来ちゃいます。
パソコンと接続してMIDIキーボードとしても使用する事も出来るので本格的にも軽く触りたい時など多くのニーズに対応してくれています。
コンパクトで一台で何でも出来る小型のシンセサイザーをお探しの方はぜひop-1いかがでしょうか?
お値段は高いですが、それだけ満足感を得られる機種である事をお約束します。
今回は小型のシンセサイザーを特集していきました。
記事を執筆していて思ったのですが、全て個人的に買った事のある機種でした笑
ですが、一度所有した事があるので自信を持ってオススメ出来ます!
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