皆さんこんにちは、beesicです。
勝手に始めてみました、DTM周りにあると便利な家具もしくは機材をご紹介する動画の今回は第三弾です。
今回ご紹介していくのはDTMをする上で重要な外付けSSDをご紹介していきたいと思います。
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動画版はこちらから
DTMにおける外付けSSDの重要性
DTM作業をする際、多くのデータを取り扱う事になります。
DAWソフトのプロジェクトファイル、録音ファイル、ループ素材や音源のファイルなどがあり、プロジェクトファイルなどはトラック数や状況にもよりますが、多くて〜GB以上、録音ファイルなども高音質で録ると平気でGBを越して、ループ素材などはDAWソフトに内蔵されているものや、無料で配布されているものなども集め出すと簡単に数百GBになってしまいます。
その他に生音系の音源ファイルなども1つのソフト事に平気で20-30GBとなることも多いので、パソコンの容量が512GB〜1TBの場合にはすぐに容量いっぱいとなってしまいます。
そんな時に活躍するのが外付けSSDです。
SSDはHDDよりも速度が速く、データの保存やHDDの時には非現実的だった音源用のファイルを外付けに保存して使用するという事も出来るようになりました。
速度によって「役割分担」
DTM用に外付けSSDを検討する場合、どこのメーカーさんも大体公表している「読み込み速度」を確認するようにしましょう。
読み込み速度が1000MB以下の場合には、プロジェクトファイルやサンプル音やループ音、録音ファイルなどを管理する用に使用するのがオススメです。
読み込み速度が1000MB以上の場合には音源用のファイルを管理するのにオススメです。
例えば生音系の無料音源のSpitfire AudioのLABシリーズや、Native InstrumentsのKONTAKT系音源、UVI系の音源ファイルなどを管理したい場合には読み込み1000MB以上の方がオススメです。
今までHDDにいれたり、読み込み速度が500MB前後のSSDなど試してきましたが、一番安定するのが1000MB以上でした。
音源の読み込み速度も速いですし、複数の生音系の音源を立ち上げた際に再生が止まるという事が少なくなります。
もちろん、エディットが終わったトラックから書き出したり、一時的に書き出して再生するフリーズ機能など動作を軽くする方法はいくつかありますが、一番使いやすいのはいつもと同じようなトラックの状態だと思います。
購入は「今」がオススメです
昨年まではSSDの価格が下がってきており、導入しやすい周辺機器の1つでしたが、今年は価格高騰が予想されており、実際にチラホラと価格が上がってきています。
なので、今のタイミングでのお買い求めをオススメいたします。
もしDTMで使用しなくなったとしても、使用用途が幅広い周辺機器ですので、後悔はしないかと思います。
SanDisk SSD 1TB
まず初めにご紹介するのはSanDiskの1TBのSSDです。
読み込み速度は1050MBに対応しており、接続端子はType-cとなっています。
付属品にはType-Cケーブルと、よく見る形のUSBの形に変換する事が出来る「Type-A変換アダプタ」がありますので安心です。
防滴/防塵に加えて、3メートルの落下に耐える高耐久性能がありますので、うっかり落としてしまったとしても安心です。
サイズも小さく持ち運びやすいのはもちろん、自宅で使用する場合にもスペースを取らずにパソコンに容量を追加する事が出来ます。
読み込みが1050MBまでに対応していますので、主に音源用のファイルを管理する事に向いているタイプとなっています。
もちろん、プロジェクトファイルやサンプル音源などの管理にも使用できます。
今回ご紹介しているのは1TBタイプですが、この他に500GB、2TB、4TBタイプもあります。
しかし、2TBタイプから一気にお値段が上がりますのでこの辺はご検討次第かなと思います。
5年間の保証もありますので、安心してご使用出来る外付けSSDです。
バッファロー SSD 2TB
次にご紹介するのはバッファローのUSBメモリーのような見た目をしたSSDのご紹介です。
大きさはとても小さいながら、2.0TBと大容量で、読み込み速度も600MBあります。
使用する際には本体横にある赤いバーを上にスライドする事でUSB端子が出てきますので、パソコンに接続して使用するだけです。
USB端子がType-Aとなっているのですが、Type-Cへの変換アダプターが付属していますので、Type-C環境で使用したい場合も安心してお使いいただけます。
読み込み速度的に音源のファイル管理は心許ないですが、サンプル音やループ音源、その他DAWソフトに付属するサンプル系のファイル管理やプロジェクトファイルなどの管理に向いているSSDです。
このSSDの良い点はなんといってもこの小ささにあります。
接続しっぱなしでも邪魔になりませんし、ノートパソコンとの相性もとても良いです。
今回ご紹介しているのは2TBですが、この他に500GB、1TBタイプの3種類があります。
こんな小型ながら1.2mの落下にも耐えれるようになっており、見た目以上の安心があります。
保証も1年間ありますので、場所をとらないSSDが欲しいという場合にオススメのSSDです。
バッファロー SSD 1TB 極小
次も同じくバッファローから極小サイズのSSDのご紹介です。
さっきよりさらに小さいです。
この小ささなのに容量は1TBとなっており、さらに1.2mからの落下にも耐える設計となっています。
読み込み読み込み速度は600MBとなっており、音源以外のファイルを管理するのに向いています。
特徴はなんといってもその小ささで、ノートパソコンに接続したとしても全然気にならなくなります。
常に接続しておきたくなるタイプですね。
注意したいのは、Type-Cへの変換アダプターは付属しませんので、Type-C環境で使用したい場合には別途変換アダプターのお買い求めが必要となります。
Amazonなどで「Type-A Type-C 変換アダプター」とかで検索すると出てきます。
あと、先ほどのスティックタイプの2TBと同じぐらいの価格帯になってきますので、どちらが良いかは用途によって検討すべきポイントかなと思います。
個人的にはノートパソコンと相性の良さがいいなーと思っています。
バッファロー SSD 1.0TB
別にバッファローの回し者ではありません。
これは長方形のSSDとなっており、NVMeというタイプです。
このタイプの特徴は速度が速いというのが特徴で、このSSDの読み込みは2000MBと非常に高速になっています。
そのため音源ファイルの管理に適している外付けSSDとなっています。
耐衝撃、防塵、防滴仕様もあり、サイズも小さいので持ち歩きも自宅で使う分にもわずかなスペースで済みます。
ご紹介しているのは1TBですが、他に500GBもあります。
音源ファイルを管理の場合には1TBの方をオススメします。
このSSDの特徴はなんといっても読み込み速度が2000MBあることです。
使ってみて体感するのですが、何かファイルを移動する際やDAW上で音源を読み込む時の速さが明らかに速いです。
懸念すべき点は、1TBで2万円を超す価格帯となっており、すこしお高めとなっています。
しかし、この速度は一度使うと癖になってしまう魅力があります。
Crucial X10 Pro 2TB
パソコンパーツメーカーとして有名なCrucialも外付けSSDを発売しています。
小型のサイズながら容量は2TB、読み込み速度は2100MBとなっており、価格もこの速度が出るSSDとしては抑えられています。
なので音源ファイル管理用にもってこいのSSDとなっています。
防塵防滴、耐落下性能なので持ち歩きの際にも安心です。
今回ご紹介しているのは2TBですが、1TBと4TBタイプも用意されています。
保証も5年間と安心できます。
このSSDの特徴はなんといってもコスパだと思います。
価格も安いながら安心出来るメーカーさんなので言う事ないです。
大容量で速度性能も求める場合にはこのSSDがオススメとなっています。
また、おまけも豪華になっており、このCrucial X10 Proを購入後、サイトに登録する事でAdobe Creative Cloudが1ヶ月使用出来るようになっています。
Adobe Creative Cloudというのは、よく聞くPhotoshopやillustrator、Premiere ProやAfter Effectsなど多くのソフトを使う事が出来るAdobeのサブスク型のサービスです。
トラックを制作後、このAdobeを使ってMVや楽曲用のジャケット画像を制作してみるのも面白いかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
今回はDTM周りであると便利な家具や機材達の外付けSSD編をご紹介してきました。
DTMをしていく上で、パソコンの「容量」というのはいつも悩むテーマの一つだと思います。
それを今ならまだお安くお買い求め出来ますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
自分が今から購入するとしたらCrucial X10 Proを購入すると思います。
このbeesicチャンネルでは、これからも皆さんの為になるようなDTMに関する動画を投稿していければと思っておりますので、いいねやチャンネル登録をぜひよろしくおねがいたします。
ではまた次回。
ありがとうございました。DTM周りであると便利な家具や機材達 外付けSSD編