皆さんこんにちは。
今回は購入したい機材があるけど、新品だと高い。。。なので中古で。。
という方も多くいらっしゃるかと思います。
そんな時に気をつけたい事、また中古機材で人気な機材をご紹介できればと思います。
Contents
中古機材を購入する際に気を付けること。
外観と臭いをチェックしよう
傷や凹みがないかをしっかりとチェックするようにしましょう。
また個人出品されている方ですと飲み物をこぼしてしまったけど動作するので出品されている方などもいらっしゃいますので、画像と概要欄から機材の状態を細かくチェックする事をおすすめいたします。
また人にもよってご対応も様々ですが、確認したい部分の画像が足りない、または喫煙や特殊な臭いがついているかを確認したい場合には質問などをしてみるのも効果的です。
付属品を確認しよう
機材にはUSBケーブルや付属のソフトのシリアルコード、電源アダプターなど様々な付属品がある場合があります。
これらが付属しているのかを概要欄や画像からよくチェックしましょう。
元々何が付属していたかを確認したい場合にはgoogleで「購入したい機材 付属品」などで検索してみるのも効果的です。
製造された年などによっても付属品が変わったりしますので、この辺は気をつけたい部分です。
また、外箱も欲しい方はそちらも合わせてチェックするようにしましょう。
付属のソフトが移行されるか確認しよう
中には新品で購入した時に付属するシリアルコードはもう使用できず、登録したサイトにてソフトの移行作業をする必要や、Native Instruments社のようにトランスファーコードというコードの発行を申請し、次の購入者にお知らせする事で使用できるようになるパターンなどがあります。
ソフトが付属するのかどうか、また購入しようとしている機材は付属ソフトが特になくても動作するのか等も確認しておいた方が安心です。
メーカーからドライバーが配布されているかを確認しよう
特にフェーダーやパッド、その他再生ボタンなどが搭載されているタイプのMIDIキーボードやコントローラーはメーカーから配布されているドライバーなどが必要な場合があります。
「購入したい機材 ドライバー 」などで検索すると現在も配布されているのか、また最近のOSにも対応しているかなどを確認できるかと思いますので、ご確認いただいた方が安心です。
販売している人(業者さん)を確認しよう
フリマサイトやAmazonなどでも販売されている中古楽器ですが、どちらで購入する場合にもその方の評価を確認するようにしましょう。
評価があまり良くない方の出品の場合には残念ですがご縁が無かったとして別の出品を探すようにしましょう。
より怖がらせてしまったかもしれませんが、ぜひこれらに注意していただきながらも、多くの方に中古機材の魅力もぜひ知っていただければなーと思っています。
さて、ここからは中古ならではの面白いDTM製品をご紹介できればと思います。
KORG microKONTROL
DTM界において、小型キーボードの流行りを担ったMIDIキーボードです。
生産完了は2005年なのですが、未だに多くのサイトで販売をしていたり使用しているアーティストさんなども見かけます。
人気の理由として37鍵盤のキーボード、8つのノブとスライダー、そして16個のパッドも搭載と必要な機能が全て集約されている事があります。
試してみたい機能が全て搭載されているので初心者から上級者まで多くの方に愛されている機材です。
接続方法はUSB端子とMIDI端子があり、DTM以外にもモジュラーシンセを操作したい方などもお使いいただけるポイントも高いです。
さらにペダル端子もあるのでサスティンペダルなども使用でき、パソコンと使用する際にはUSB一本で動作するバスパワーに対応しています。
試しにLogicで使用する事が出来るかを確認してみたのですが、Logic用に動作させることが出来るコントロールサーフェス設定内にて確認することが出来ましたので、動作するようです。
ただしOSやCPU(特にM1チップなど近年のMac)によっては動作しないかもしれませんのでご注意下さい。
YAMAHA KX25/49/61
今はもうMIDIキーボードを販売していないYAMAHA製のMIDIキーボードです。
YAMAHAのシンセサイザーを彷彿とさせる多数のボタンを内蔵し、フルサイズの鍵盤、4つのノブ、そして鍵盤の左側にはピッチベンドとモジュレーションを搭載しています。
この機材の特徴として様々な音楽フレーズを搭載しており、ドラムやギター、ベースやキーボードなどを鍵盤一つ押さえる事で演奏する事が出来る「フレーズファクトリー」を搭載している部分です。
現在ですとソフトにこの機能が搭載されていることも多いのですが、2008年にこの機能をDTM用として搭載していたのは新鮮に感じます。
USBバスパワーに対応しており、フットスイッチやMIDI端子とDC端子を搭載しているので、外部音源を内蔵されたフレーズで演奏するなども楽しそうです。
当時はCubaseを操作することが出来る機能もあったようですが、現在は難しいかと思われます。
もし有識者の方いらっしゃいましたらコメントいただけますと幸いです。
ドライバーに関してはMacのM1シリーズにもRosetta2で対応したドライバーが配布されていますので、お使いいただけます。
Novation Launchpad
こちらに関しては見分け方?のご紹介という感じです。
というのも、見た目が似ているためです。
真ん中のカラフルなパッド以外のボタンが丸い場合にはMK1やMK2、そして四角い場合には最新のMK3シリーズとなっています。
※下記の画像はMK2です。
こちらに関してはMK3の方がスケール機能やエディターソフトのComponentsを使用して自分だけのMIDIコントローラーとしてカスタマイズする事も出来ますので、こちらに関してはMK3シリーズがおすすめです。
MK3シリーズはLaunchpad Mini、Launchpad X、そしてLaunchpad Proの3種類ありますが、一番バランスが取れているLaunchpad Xがオススメです。
AKAI MPK249
一部から密かな人気があるのがこのMPK249です。
フル鍵盤サイズの49鍵盤を搭載し、8つのフェーダーとノブ、そしてモジュレーションホイールとピッチベンドにパッドを搭載しています。
AKAIのMPK miniも小型のMIDIキーボードとして絶大な人気がありますが、フル鍵盤サイズですとこのMPK249が人気となっています。
ハイハットの打ち込みなどに便利なノートリピート機能やアルペジエータ機能などを搭載し、フットスイッチにも対応しています。
MIDI端子にも対応していますが、電源アダプターは同梱されていないため外部音源とご使用する際には別途必要となりますのでご注意下さい。
また、その人気の為プレミア価格となっていたりもしますので、ご購入の際にはお気をつけください。。。
Roli Lightpad Block
こちらの楽器メーカーさんは日本国内での販売自体は2021年8月31で終了している為ご紹介させていただきます。
小型でBluetooth接続、そしてType-Cで接続する事ができ、スマホなどとも接続して気軽に使用する事が出来るMIDIコントローラーです。
この機材の特殊な部分が本体の下のボタンをポチポチ押すことで16個のMIDIパッドや指をなぞるだけで音を奏でたり、はたまたフェーダーになったりと多機能な事です。
さらにLogicやAbleton liveなど用の設定なども専用のソフトを通じて設定出来たりと、他の機材にはない魅力がこのLightpad Blockにはあります。
ちなみにこのLightblockには大きく分けて3種類あり、Lightpad Block、Lightpad Block M、そしてパソコン用の音源が多数付属したLightpad Block Studioがあります。
この3つのタイプのうち、一番初めのLightpad Blockだけは4隅の反応がしにくくなっており、これを改善したのが以降のLightpad block Mとなります。
ですので狙い目としてはLightpad Block Mかなと思います。
付属品はType-C to Type-Aケーブルとなっています。
こちらはメーカーのサイトにてライセンスを解除し、また登録が可能なタイプとなりますので、ご購入の際には登録可能な状態かをもし記載がない場合には質問してみるのが良いかと思います。
個人的にもとても好きなメーカーさんで、同メーカーさんの機材にLUMI Keysという無線接続出来る光るMIDIキーボードがあるのですが、手にする事なく日本国内から撤退してしまいました。。。
未だに欲しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
気をつけなければならない事は多いかもしれませんが、魅力的な機材は多くあるのでフリマサイトなどをポーッと眺めるだけでも楽しいかもしれません。
機材も含めてDTMを楽しんでいただければなーと思う次第です!
個人的にもフリマから購入した経験があるのですが、なぜかMIDIパッド系ですとヤニ臭い事が結構ありましたのでぜひ確認された方が良いです。