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DTMをこれから始める方に〜オススメモニタースピーカー4選 2022!

皆さん、こんにちはbeesicです。

音楽制作をしていく上でモニターイヤホン、ヘッドホンは大事とお話しさせていただいたのですが、そこに本当はモニタースピーカーもありますと「音」の聴こえ方をイヤホン、そしてスピーカーと2種類で確認する事が出来ますので、より正確にモニタリングをする事が出来るようになります。

という訳で、モニタースピーカーの選び方からご紹介させていただきます。

モニタースピーカーの選び方

大きさをまず決めよう!

モニタースピーカーというのは、大きさによって主に低音の響きが大きく変わってきます。

そして大きければ大きほど、しっかりとした対策をしないと低音が他の部屋に漏れてしまいます。

個人的な観点とはなりますが、もし集合住宅やあまり音が出せない環境の場合には3インチのモニタースピーカーをオススメします。

3インチの特徴

最近ですと3インチでもすごく低音が出るタイプもありますが、本体に低音の調節が出来る仕組みが内蔵されていたりしますので、そちらで調整して使用する事が出来ます。

もしある程度大きい音を出しても大丈夫な環境の場合には4-5インチをオススメいたします。

4-5インチの特徴

全体的に3インチよりも音の鳴り方に余裕があり、音の余韻やお腹に響くような重低音まで確認する事が出来ます。

多くのメーカーさんが4-5インチのモニタースピーカーを発売していたりしますので、ラインナップが一番多いサイズに感じています。

そしてもういくらでも音を出して良いという場合には8インチをオススメいたします。

このへんのサイズになってくるとスピーカースタンド、もしくはインシュレーターというスピーカーの振動を抑えて音質の向上を図るアイテムなどを設置して、なおかつ壁からの距離も考えて設置してくる必要があります。

8インチの特徴

手間がかかりそして重い機種が多いですが、音の出方にさらに余裕があり、音の余韻はもちろん、音の定位や重低音までより他のサイズと比べて分かりやすくなります。

というか、このインチを置ける方は、もう上級者か音楽での収入がある方などのイメージです。(実際に楽器店で購入されていたお客様がそうでした。)

なので、自分の環境でどれぐらいまでの音を出せるかを把握していただき、そこからモニタースピーカーのサイズを決めていくようにすると良いかと思います。

モニタースピーカーで使用するケーブルを把握しよう!

次に重要になってくるのがモニタースピーカーとオーディオインターフェイスを接続する「ケーブル」です。

このケーブルによってノイズが乗りやすいなどがあるため、購入予定のモニタースピーカーの背面を確認して接続出来るケーブルを把握しましょう。

ノイズが乗りやすいと言われているのがRCAケーブルと言われる赤白のケーブルで、それよりノイズに強いのがTRSケーブルと言われる、ギターやベースで言うところの「シールド」に似ているケーブルです。

線も太くて耐久性の面でも安心ですが、線を見えないようにレイアウトしようとするとその線の太さが逆に悩みのタネになります。

ちなみにギターのシールドが刺さるんですが、スピーカーケーブルとギター用のシールドは構造が違うケーブルとなりますので、スピーカー用のTRSケーブルを必ずご用意下さい。

そして最も安心できるケーブルがXLRケーブル(またはキャノンケーブルと呼ばれています。)です。

今回ここだけ覚えてくだされば幸いポイント

基本的はケーブルの構造は先ほどご紹介したTRSケーブルとほぼ同じなのですが、ケーブルの先端が三つの穴が空いている端子が付いているケーブルになっています。ではなぜこのケーブルがノイズに強いかと言いますと、難しいお話は他の方にお任せして、バランスケーブルだからです。

今回ご紹介していく中でモニタースピーカーのノイズを回避する為にこれが一番大事ですので、これだけ覚えていってくれれば幸いです。

TRSケーブルにもバランスケーブルというものが存在しており、でもどうやって見極めればいいのか分からないという方はケーブルの先端の注目してみて下さい。

↓の溝が一つのケーブルがアンバランスです。

↓の二つの溝があるのがバランスケーブルです。

詳しく言いますと、溝が二つある場合でもアンバランスの場合があるのですが、ケーブルがステレオケーブルだった場合はアンバランスとなります。

難しいのでよく分からない場合には店員さんに聞くか、上記のような「バランスケーブル」を探してみて下さいね!

なんかどんどんと前置きが長くなっている気がしますが、気にせずいきましょう!

JBL Pebbles

今回ご紹介していくモニタースピーカーの中で、唯一1万円以下です。

面白いデザインをしており、タイヤのようです。

本体二つは片方に本体内蔵の3.5mmケーブルが底面に収納されていますので、それをもう片方のスピーカーに接続する事でステレオで出力する事が出来ます。

そしてパソコンとの接続はUSB接続となっている為、オーディオインターフェイスを介さないタイプとなっています。

ボリュームの上げ下げを側面の銀色の部分を回して操作するのも面白いです。

Pebblesのオススメポイント

サイズ的にも小さく、ノートパソコンにピッタリです。音の特徴としてはこのサイズにしては中高音がしっかりと出ています。

しかし、低音をあまり感じることが出来ない部分が少し残念です。

ではなぜ今回これをご紹介したかと言いますと、低音があまり出ない為、あまり音が出せない環境でも安心して使用する事が出来ると感じたからです。

またモニタースピーカーとしてはケーブル周りがシンプルなので、個人的にもこれを持っていってカラオケボックスで接続して曲を確認していただくというような事をしていた事もありました。

持ち歩いたり、どんなデスクでも簡単に設置できるモニタースピーカーが欲しいという方にはぜひお試しいただきたいスピーカーです。

家電量販店などでもよく展示していたりしますので、その小ささと音質を体感してみていただきたいです。

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本機だけで低音の調整はかなり難しいので、モニターイヤホン/ヘッドホンとの併用をオススメいたします。

※白色が生産完了しているのか価格が高騰していますので、黒色でお買い求めいただくのをオススメいたします。

JBL 1 Series 104-BT

今回ご紹介していく中で、唯一試した事のないモニタースピーカーなのですが、とても良さそうですのでご紹介させていただきます。

カラーバリエーションは黒と白の2色展開をしており、普通のスピーカーはカクカクしている事が多い中、この1 Series 104-BTは卵のような形をしておりデザインが可愛らしいです。

大きさも13インチのmacの両方に置いて少し大きいぐらいの大きさなので、そこまで大きい訳ではなさそうです。

なぜ聴いた事のないこの機種をご紹介しようかと思ったポイントですが、使用したことのある方の評価がもちろんよかったのですが、それ以上に多彩な接続方法を搭載している所に心惹かれました。

JBL 1Series 104-BTのオススメポイント

接続の方法はAUX端子(外部からの音源を鳴らす際にここに有線で接続します。)、RCA端子、TRS端子、そしてBluetoothという4種類の接続をする事が出来ます。

また、前面にある「INPUT SELECT」のところから入力先事に音量調整が出来るというのが素晴らしいと思いました。

オーディオインターフェイスとの接続はTRS、他の機材の音出しをする際にはRCAといったことが出来てしまいます。

また、普段使い用にBluetoothも用意されていますので、他の作業をする際などに音が欲しい場合にも気軽に流すことが出来ます。

パソコンで映画などを見る際にも良さそうですね。

唯一のデメリットは起動時の音が大きいというレビューが多数あり、どの程度なのかが気になるところです。

個人的にもどんな感じなのだろう?と試してみたい機種です。

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モニタースピーカーとしてはもちろん、普段使いもできる機種をお探しの場合にオススメです。

ADAM AUDIO T5V

今回ご紹介するモニタースピーカーの中で唯一5インチサイズのモニタースピーカーです。

今回ご紹介する中では一番ベーシックなデザインとなっています。

ADAM AUDIOといえばプロオーディオ用のモニタースピーカーを多く展開している楽器メーカーですが、その中で手に入れやすいのがこのADAM AUDIOのTシリーズです。

ADAM AUDIO T5Vのオススメポイント

このTシリーズなんですが、低価格帯でありながらしっかりと全ての音域を確認する事が出来ます。特にADAM AUDIOというと低域に特徴がありますが、このTシリーズも低域がしっかりと出ています。

接続方法はXLRケーブルとなります。

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しっかりと音を出す事が出来る環境の方にはぜひオススメのモニタースピーカーです。

IK MULTIMEDIA iLoud Micro Monitor

発売後、楽器店で何台売れたか分かりません笑

iLoud Micro Monitorが人気な理由

売れる理由としては、この小さいサイズのスピーカーとは思えないほどの低域が確認できる事があります。この機種が発売されるまでは3インチタイプのモニターサイズだと、5インチのような低域をモニターすることは難しいという認識でしたが、この機種が出たことによってそのイメージが払拭されました。

左側のスピーカーにRCAケーブルや調整する為のスイッチや、ボリュームホイールなどが用意されています。

さらにBluetooth接続も出来ますので、普段使いもバッチリです。

映画を鑑賞する際にもこの低域によって迫力ある音が楽しめます。

そんなに低音が強いなら、いくら小さいといっても鳴らすのは難しい。。。と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、本体の裏にある「EQ」スイッチを「DESK」いする事で低音の量を調節する事が出来ます。

それでも低音が響く場合には、本体の底面にマイクスタンドに接続出来る穴が空いていますので、卓上マイクスタンドなどと共にご使用いただくとより低域の量を抑えることが出来ます。

本体が小さいので持ち歩きを試される方も多いのですが、電源ケーブルとR側に接続するケーブルが少しゴツいのがデメリットでしょうか。

また、Bluetooth接続した際に「ピーッ」と音がなりますので、慣れるまではビックリします。

また接続を解除した際に、スピーカー全面のLEDランプが青くピカピカするのも気になります。(多少時間をおくと白いランプ点灯になります。)

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このサイズでこの価格帯でこれだけのモニターが出来るスピーカーにはまだ出会った事がありませんので、ぜひ聴いてみていただきたいモニタースピーカーです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この他にもMSP5やGENELECやFOCALといったメーカーもあるのですが、価格帯が結構高めだったり、MSP5に関しましては最近生産完了のニュースもありましたので、ご紹介は控えさせていただきました。

ではまた次回。

ありがとうございました。

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