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DTMをこれから始める方に〜オススメMIDIキーボード 5選 2022版!

こんにちは!

beesicです。

今回はリアルタイムで演奏したり録音したい場合には必要なMIDIキーボードのオススメのご紹介です!

本当に種類が多いカテゴリーなのですが、元楽器店員からの観点でご紹介できればと思います!

では早速いきましょう!

MIDIキーボードの選び方

MIDIキーボードの「タッチ感」を気にしよう!

MIDIキーボードには押したらすぐに鍵盤が返ってくるタイプや、押すときにフニャッとするタイプなど、またはピアノと同じような素材で作られたMIDIキーボードなど様々なタイプが存在します。

避けた方がいい

この中であまりオススメしないのがフニャッとするタイプです。フニャッとタイプは押している感じが指に伝わりづらく、本当に押せているか心配になったり、あと単純に壊れやすい傾向にあります。

修理に持ってこられていたお客様のMIDIキーボードの鍵盤部分が壊れている場合、ほとんどこのタイプでした。

昔はこのフニャッとタイプも多かったのですが、最近は小さいMIDIキーボードでもしっかりとしたタッチのタイプが増えてきましたので多少安心ですね。

もしバンドでキーボード担当の方や、昔ピアノをやっていたという方は特にタッチ感に違和感を覚えるかと思いますので、ぜひ楽器店でタッチ感を実際に体感していただいて、それからお買い求めいただくのが良いのかなぁと思います。

プラスアルファの機能にも目を向けてみよう!

最近のMIDIキーボードの大半は鍵盤としての機能以外に、シンセサイザーのようにノブやドラムを打ち込む時に便利なパッドが付いている物など様々なタイプがあります。

最初はよく分からないかもしれませんが、商品説明欄に簡潔に記載されている場合などもありますので、そこで目を通していただくのが良いかと思います。

MIDIキーボードによく付いている便利な機能

中にはスケールを設定出来てスケール以外の音を鳴らなくする機能や、鍵盤一つでコードを打ち込めるなどの機能や、DAW用の音源のパラメーターをノブに自動的に設定してくれる機能など便利な機能もありますので、何となくでも良いので気にしていただければなぁと思います。

ペダルを接続出来るかを確認しよう!

小型のMIDIキーボードを選ぶ際の注意点

これは小型のMIDIキーボードだけに限るお話なのですが、小型のMIDIキーボードですとたまにペダルが接続する部分がなく、その代わりにその機能が使えるボタンや機能が用意されていることがあります。

そもそもペダルを使用しない方には関係のないお話かもしれませんが、使用する場合にはペダルでの味が出ますので、購入される前にはMIDIキーボードの背面もぜひチェックしてみてください。

長くなってしまいましたが、それではオススメさせていただければと思います!

AKAI MPK mini MK3

マイナーチェンジを繰り返しながら皆さんに長年愛されている小型のMIDIキーボードです。

25鍵のキーボード、8個のパッド、8つのノブを搭載しており、さらに小さくOLEDディスプレイを搭載しています。

この小型でありながら、多くの人が試してみたいパッドやノブも付いているので初心者の方や、フルサイズのMIDIキーボードをお持ちの方のセカンドキーボードとしてもお使いいただけるかと思います。

AKAI MPK mini mk3のオススメポイント

そしてAKAIといえばMPCという、パッドやノブを得意としている会社ですので、パッドの感触もノブの触り心地もしっかりとしています。鍵盤もmk3になったことで押し心地が良くなり、バランスの良いMIDIキーボードとなりました。

また、ドラムを打ち込む時に便利なベロシティーが127で固定される「FULL LEVEL」ボタンや、パッドや鍵盤を押している間繰り返し鳴らしてくれる「NOTE REPEAT」というボタンなども搭載しています。

そして背面にペダルを接続出来る端子もあるので、鍵盤系の打ち込みの際にも安心です。

付属するDAWソフトとしてMPC Beatsがありますので、このキーボードを購入して付属するDAWソフトですぐに音楽を制作する事も出来ます。

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小型のMIDIキーボードをお探しの方や、とりあえずMIDIキーボードを使ってみたいという方に特にオススメ出来るキーボードです。

NOVATION Launchkey Mini MK3

もしかしたらこのMIDIキーボードに内蔵されているパッドを見てピンときた方もいるかもしれません。

これは大人気のLaunchpadというすごく光って楽しいパッドがあるのですが、それを製造しているメーカーの鍵盤となります。

基本的なレイアウトとしては先ほどのMPK mini mk3と同じく、パッドとノブを搭載しています。

しかし、NOVATION社の代表的なパッドを16個搭載している所が少し違いますね。

また、ピッチベンドやモジュールホイールは右上に搭載し、指でタッチしながら操作する仕様になっています。

このMIDIキーボードのオススメポイント

このキーボードはAbleton Live、またはLogic ProやReasonというDAWソフトと接続すると各ボタンをそれぞれのDAWで使用しやすく設定してくれる機能があります。

MIDIキーボードの中には自分でノブやパッドへ設定をしなくてはいけないタイプなどもありますので、これはありがたいと思います。

そして背面にはSustainペダル端子と、3.5mm端子のMIDI Outを搭載していますので幅広いケースで活躍してくれます。

鍵盤の押し心地もMPK mini mk3と同等なので安心してお使いいただけます。

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Ableton Live、Logic Proをお持ちの方にオススメしたい小型のMIDIキーボードです。

Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32

「KOMPLETE」、「Maschine」、「Traktor」など代表する音源やMIDIコントローラー、DJソフトを有するNative Instrumentsですが、このKOMPLETE KONTROL M32も間違いなく代表する機材だと思います。

低価格でありながら自社制作の「KOMPLETE KONTROL」というソフトを組み合わせることでスケールの設定やコードを鍵盤一つで演奏出来たり、「KOMPLETE KONTROL」上に読み込まれた音源のパラメーターをノブに自動的に設定してくれて、直感的に音をいじる事が出来ます。

先ほどの2つのMIDIキーボードと比べると、鍵盤数が少し多くなっており、32鍵盤となっているのも特徴です。

KOMPLETE KONTROL M32のオススメポイント

25鍵盤ですとフレーズを録音し、コードを一緒に弾くのには少ないですが、32鍵盤ですと工夫次第でなんとなく演奏する事が出来るのでちょうど良いサイズです。鍵盤の質もしっかりとしており、個人的に小型のMIDIキーボードの中で一番好きな押し心地です。

また背面にはペダル端子を搭載しています。

また再生、一時停止、録音、クオンタイズ、ループボタンなどを搭載し、Logic Pro、GarageBand、Ableton Live、Cubase、Nuendoと多くのDAWソフトに対応しており、マウスに触らずとも手元で操作する事が可能です。

付属するソフトも抜け目がなく、DAWソフトとしてAbleton Live Lite、MASCHINE ESSENTIALS、そして音源としてもKOMPLETE STARTという2000以上のサウンドが付いてきます。

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パッドはいらない、音源がたくさん欲しい、音楽理論が分からないといった方にオススメな小型MIDIキーボードです。

NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE KONTROLA49

次にご紹介するのはフルサイズの鍵盤を搭載したKOMPLETE KONTROL A49です。

先ほどご紹介させていただきましたKOMPLETE KONTROL M32と親戚関係で、変わった部分で言えばピッチベンドとモジュールホイールが物理的なホイールになった事、ぐらいです。

個人的にこのMIDIキーボードのオススメの部分は「鍵盤」です。

この価格帯でしっかりとしたクオリティーの鍵盤というのがなかなか無かったのですが、このAシリーズが発売後は安心してオススメする事が出来ました。

KOMPLETE KONTROL Aシリーズのオススメポイント

ピアノのような重い鍵盤ではなく、シンセサイザーに搭載されているような鍵盤になるのですが、しっかりとした押し心地があり、普段使いもしやすいかなと思います。

また今回ご紹介しているのは49鍵盤タイプですが、他に25鍵盤と61鍵盤タイプが発売されています。

しかし一つご注意いただきたいのが、フル鍵盤サイズですとMIDI端子を搭載されている事が多いのですが、本機は搭載していません。

ですので、何かハードウェアの音源を鳴らしたいという場合には他の機種からお選びいただければと思います。

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フル鍵盤サイズのしっかりとした質感の鍵盤で、お値段を抑えたい方にオススメのMIDIキーボードです。

NOVATION Launchkey 49 MK3

今回、2番目にご紹介させていただきましたNOVATION Launchkey Mini MK3と親戚の鍵盤となります。

49鍵の鍵盤を内蔵し、16個のパッドと8つのノブ、8つのフェーダーを内蔵しています。

この鍵盤もCubaseやLogic Proなどと合わせてご使用いただくと、ノブやフェーダーに自動的にパラメーターを割り振ってくれます。

その他に背面にはフルサイズのMIDI Out端子を搭載し、そして個人的にDTM初心者の方にオススメしたい機能がスケール機能とコード機能です。

少しマニアックな話になってしまいますが、先ほどご紹介したKOMPLETE KONTROLの場合、ソフトを介してスケール機能やコード機能を実現している為、Logic Proでコードを打ち込む場合、一つのキーのみしか録音されません。

Launchkey 49 mk3のオススメポイント

しかし、このLaunchkey 49 mk3の場合には本体にスケール機能やコード機能を内蔵している為、鍵盤を一つだけ押したとしてもMIDI上にしっかりとコードとして録音されます。なので後でコードの雰囲気を変えたい場合などにもオススメですし、本体に内蔵された機能ですのでソフトのインストールなどもいらないという利点があります。

また付属するソフトも優秀で、DAWソフトのAbleton Live Lite、サンプルを編集しやすいSerato Sample LE、ピアノ音源で有名なXLN Audio Addictive Keysなどが付いてきますので、最初から様々な音源で音源制作をしていく事が出来ます。

しかし、お値段は少しお高めとなっております。

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しっかりとした鍵盤でスケールやコード機能が欲しい方にオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最近ですとしっかりとしたクオリティーのMIDIキーボードが小型フルサイズ問わずに多くあり、それ故にどれを選べばいいのかを迷ってしまうかと思います。

個人的には鍵盤の押し心地がどう感じるのかや、付属する音源で決めてしまっていいのかなぁーと思います。

このbeesicチャンネルでは、これからも皆さんの為になるようなDTMに関する動画を投稿していければと思っておりますので、いいねやチャンネル登録をぜひよろしくおねがいたします。

ではまた次回。

ありがとうございました。

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