今回から音の定位をちゃんと聴くために最適なモニタースピーカーのご紹介をしていきます。
今回は小型のモニタースピーカーのみをご紹介していきます!
Contents
モニタースピーカーって?
モニタースピーカーとは楽曲に含まれている些細な音も出力してくれるスピーカーです。そしてお音量をある程度出す事でどこでどの楽器が鳴っているかが明確になっていきます。
さらに一般的にスピーカーが大きくなればなるほど低域のほとんど耳では聴こえなくなってくる部分も確認する事が出来るようになります。しかし、最近は小型の中でも大きいスピーカー同様の低域を確認できるタイプも発売されていきましたので、お好みや使用用途によってより自由に選べるようになっています。
1万円以内
JBL JBL Pebbles
最初にご紹介するのは丸々としたデザインが可愛いJBL Pubblesです。
このスピーカーの特徴は本体の下にケーブルが収納できるようになっていますので、出先にも持っていきやすいタイプになっています。
音質は中音から高音まで綺麗に鳴らしてくれます。
低音に関しましてはすごく下まで聴こえはしないものの、頑張って鳴らしてくれます。
このスピーカーは他のタイプとは違い、USBにてパソコンと接続する事をメインとしている為、オーディオインターフェース経由で接続するモニタースピーカーをご検討中の方はご注意下さい。
音量の調整に関しては本体の側面の銀色の部分を回しておこないます。
デザインだけでなく音質も良いので初めてモニタースピーカーをご購入される方や持ち歩き出来るモニタースピーカーが欲しい方にオススメです!
1万円代
MACKIE CR3
黒いボディーに緑色のアクセントがあって面白いMACKIE社のCR3。
大きいスピーカーになってくると1本のお値段がなかなかしてしまう中、このスピーカーは本格的なモニタースピーカーの形をしながら2本セットですのでとてもありがたいです!
大きさは3インチなのでそこまで大きくないです。
大きさに関しましてはぜひ楽器店や家電量販店に展示されている物をご参照いただけますと幸いです。
音に関しましては低域は少し弱いですがバランスよく鳴らしてくれます。
出力端子はPhoneケーブル(ギターのシールドと同じ大きさの端子です。)が2つとRCAケーブル出力が2つ搭載されています。
この仕様も多くのモニタースピーカーに採用されていますので本格的でいいですね!
本格的な形と仕様のモニタースピーカーをお探しの方にぜひオススメです!
JBL 1 Series 104
この機種に限っては楽器店に置いてなかったのですが、発売後多くの方に支持を得ていた機種です。
しかし、一部電源周りが緩いということもあったようです。
しかしながら音がJBLという事で安心感があるなーという事で今回ご紹介させていただいています!
今回は有線タイプをご紹介させていただいていますが、Bluetoothに対応したタイプもございますので、普段音楽を気軽に聴きたいという場合には無線タイプが良いかもしれません。
後日、家電量販店にて試聴してきましたらまたここで感想を更新させていただければと思っています!
個人的にはMACKIE CR3のライバルになるのかぁーと思っております。
2万円代
YAMAHA MSP3
これもモニタースピーカーの中でとても定番の機種になります。
多くの方に5インチタイプもご愛嬌いただいていたのですが、それと同時にこの機種も多くのお客様にご検討いただいていた機種です。
何といっても特徴は5インチタイプと同じようなデザインに5インチにも負けない元気な鳴りです。
さすがに低音はスピーカーの大きさのせいなのか少し弱いですが、中高域に関しては上位機種に負けておらず綺麗に鳴らしてくれます。
唯一の欠点は他にご紹介したスピーカーより重い事でしょうか。
あと、持ち帰りの際に箱が大きいので歩きの方は辛い事でしょうか。。。
ちなみ背面にはXLRとPhoneタイプを搭載しております。
大きいスピーカーで多くの信頼をよせられているXLR端子にこの大きさで対応しているのは素晴らしいと思います。
ちなみにスピーカー毎に電源が必要になりますので電源周りに空きがあまりない方は十分にご注意下さい。
中高音が綺麗になる比較的小さいスピーカーが欲しい、もしくは上位機種と同じような本格的な端子を使用してみたいという方にオススメしたい機種です!
3万円代
IK MULTIMEDIA iLoud Micro Monitor
小さいスピーカーでも低域を聴くことは可能なんだと証明してくれたモニタースピーカーです、出た当初からとても革新的なモニタースピーカーだなぁと思っていたのが懐かしいです。。。
まず、このスピーカーは3インチなのですがとても横幅がスリムです。
ですので、パソコンデスクなどにスペースに余裕がないという方も設置しやすいスピーカーになっています。
さらに、この機種は低音がとても出る仕様になっているのですが、左の本体背面にあるスイッチにて低音の調整などが出来るようになっています。
本体はRCAケーブルでの接続にはなりますが、Bluetoothに対応していますので、例えばSpotifyやApplemuicやyoutubeをスマホで楽しみたいという場合にはすぐに変更する事ができます。
発売後から多くのお客様にお買い求めいただいておりましたが、この気軽さもとてもご評価いただいておりました。
さらに本体下にはスピーカーの角度を変えれる足が付いており、そしてスタンドにも対応するためにマイクスタンドと同じ規格を搭載しております。
ですので、スタンドでご使用をお考えの際にはマイクスタンドをご検討いただくといいと思います。
正直、小型のモニタースピーカーの中で一番のオススメです。
このポテンシャルを出せる他の小型スピーカーは10万円代でないと他に類をみません。
特に低音は本当に素晴らしいです。
お値段は張りますがとてもオススメなモニタースピーカーです。
6万円代
EVE AUDIO SC203
少し前まで小型のスピーカーで高音質な機種といえばコレ!という感じだったモニタースピーカーです。
先にご紹介しましたiLoud Micro Monitorが発売されてからは苦戦を強いられている印象ですがその音の良さはやはり素晴らしいです。
小型のスピーカーでこんなにも高銀が伸びてボーカルが聴けるタイプがあるのかと感動した事を思い出します。
また、付属のオレンジの台にてスピーカーの音を届ける角度を調整する事が出来ます。
先に紹介したiLoud Micro Monitorが低音がよく出るスピーカーだとすればこちらは本当によく高音が出ます。
ですので、高音を気持ちよく聴けるモニタースピーカーが欲しい!という方にオススメです!
小型のモニタースピーカーも日々進化しており、大型スピーカーのみのメリットをどんどん取り入れたタイプが発売されており、これからも楽しみなカテゴリーです!