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中・上級者にオススメ予算別オーディオインターフェース2020!

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今回は初めてすぐに買うのには勇気が入りますが、価格が高くなるとこういうのもあるというご紹介をさせていただきます!

※ちなみに、ラックタイプ(沢山入出力がある、スタジオによくある長ーいタイプのオーディオインターフェースです)に関しましてはまた日を改めてご紹介させていただければと思っております。

あくまで今回はそこまでスペースを取らずに使用出来る機種のみをご紹介していきます!

4万円代

Focusrite Clarett 2Pre

Air機能搭載

・ONにする事で同社の高品質マイクプリアンプの音を再現します。

Type-c搭載

・Type-cを搭載する事で低レイテンシーでのギター演奏等が可能です。

柔軟な付属音源

・Ableton Live Liteにピアノ音源や音質補正ソフトが付属します。

  • USB端子:USB Type C 2.0
  • 入出力数:2in/4out
  • 付属DAW:Ableton Live Lite 10
  • 付属品:USBケーブル、Type-Cケーブル、電源ユニット

この機種は前回の記事でご紹介させていただきましたScarlettシリーズの上位互換版的な位置として発売されました。

これの前作が当時は珍しかったmacのThunderboltという端子に対応しており、遅延を気にせず録音できるというところが強みでした。

今作では端子がthunderboltからtype-cに変更されており、これによりWindowsPCでも使用する事が出来ます。

この機種の特徴はもう一つあり、マイクを入力端子の部分がプロも好んで使用する人も多いISAマイクプリアンプを搭載しているところです。

これによりノイズを抑えてくれた非常に高音質な録音をする事が出来ます。

そして何より!!ボディーがメタリックなレッドで他の機種にはない色味なのでとても惹かれてしまいます。。。

付属するソフトはAbleton Live Liteなのでご自分で何かサンプリングをしながらトラックを制作する方におすすめです。

こちらの機種にはアダプターが付属するのですが、もしあまり線をいっぱい繋げたくなくてType-c一本でパソコンと接続して使用したいという方は、お使いのUSB-Cの部分に15w以上の電源が供給されていないとアダプターが必要になるためご注意下さい。

あと考えられるケースとして、こちらの機種を持ってスタジオで録音などを考えている場合には電源アダプターも常に持ち歩く方がオススメです。

そしてスタジオを借りる際に電源アダプターを挿せる場所があるかどうかを尋ねておくとなお安心かと思います。

IK MULTIMEDIA AXE I/O

PURE/JFETモード搭載

・切り替えによりギターの音色に温かみを付加する事が出来ます。

PASSIVE/ACTIVEモード

・ギター本来のピックアップの音を録音する事が出来ます。

製品版アンプシミュ付属

・DAW勿論、製品版のAmplitube 4 Deluxeが付属します。

  • USB端子:USB Type B 2.0
  • 入出力数:2in/5out
  • 付属DAW:Ableton Live Lite 10
  • 付属品:USBケーブル、電源アダプター

もし音楽制作をギターを中心にしたいという方にはこちらの機種がオススメです!

というのも、このオーディオインターフェースがギターリストの為に設計されたオーディオインターフェースだからです。

というのも、ギターを入力する端子部分に音色に低音の温かみを加えてくれるJFETモードという機能が搭載されているからです!

さらにACTIVEモードというモードも搭載し、これはギターのピックアップの本来の音のまま録音する事が出来ます。

さらにパソコンで使用する事ができるAmplitube Deluxeというアンプシミュレーター(様々な有名or定番のアンプの音色を再現するソフトです)が付属しますので隅から隅までギターとオーディオインターフェースをお楽しみいただけます。

そして付属するDAWはAbleton Live Liteなので例えばギターをサンプリングして並び替えたりしたりと様々な作成方法が楽しめます。

とにかくギターを主体にDTMをお考えの際はぜひ視野に入れていただきたい機種です!

6万円代

UNIVERSAL AUDIO ARROW

本格的なマイクプリアンプ

・プロ基準の音質で声や楽器の録音をする事が出来ます。

UADプラグイン

・名機と呼ばれる機材をプロと同じように使用出来ます。

独自DAWのLUNA付属

・独自のDAWを付属し、制作からMIXまでの作業が出来ます。

  • USB端子:Thunderbolt 3
  • 入出力数:2in/4out
  • 付属DAW:LUNA
  • 付属品:無し

昔の名機とされる機材はその機種にしか出せない音というものを持っていたりします。

その再現をする為に様々な会社がこぞって発売していたりします。

その中でも名機を出してきたメーカーの協力の元にパソコン用に作られたプラグインの事をUADプラグインと呼ばれています。

その再現度はとても高く、プロの録音やミックスなどで多くのアーティストに愛されているのです。

そんなプラグインをより家庭で多くの人が使いやすい形になったのがこのArrowです。

このオーディオインターフェースにはパソコンと同じようにCPUのようなチップが搭載されています。

このプラグインの素晴らしい所は、UADプラグインを使用する際はこのチップを元に起動するので、パソコンへの負担が少ない事です!

持ち歩きも気軽に出来るのでスタジオなどでの録音の際も使用する事が可能です。

しかし気をつけて欲しいことは、中に内蔵されているチップの数により同時に使用出来るプラグインの数が上下しますので、より多くの往年の名機の音をバンバン使いたいという方はUNIVERSAL AUDIO社が出しているApolloシリーズのオーディオインターフェースをオススメします!

しかし、今までは最低でも10万円を出さないと使用する事が難しかったUADプラグインがこの価格で使用出来るようになったのはとても感慨深いです。

そして付属するDAWはUniversal Audio製のLUNAというソフトです。

よりUADプラグインを使用しやすい環境を最初から手に入れる事が出来るので、DTMを覚えていったとしても様々な発見があり、長く使えるオーディオインターフェースとなっています!

8万円代

Apogee Duet for Mac

ブレイクアウトケーブル

・録音の際に接続し、通常時はケーブル周りを整理出来ます。

プロ仕様のマイクプリ

・多くのプロが愛している音質を自宅で楽しむ事が出来ます。

MIDIコネクター

・本体に搭載されたUSB端子に様々な機材を接続出来ます。

  • USB端子:USB 2.0 (専用端子)
  • 入出力数:2in/4out
  • 付属DAW:無し
  • 付属品:ブレイクアウトケーブル、電源アダプター、USBケーブル、説明書

たまにお客様から安定した人気があることで長く販売さている機材があります。

この機種も多くのお客様に愛され続けているオーディオインターフェースです。

時代を経てデザインやパソコンとの接続端子が変更されたりしていますが、基本的に大きく変わらずに現在を経ています。

特徴として、本体にはヘッドホンやイヤホンを接続する端子をメインとしてマイクやスピーカーに接続する端子は搭載されていません。

では録音などをしたい時はどうするかと言いますと、付属のブレークアウトケーブルというケーブルを本体に接続することにより初めて録音する事が出来ます。

ですので、録音をする以外の際にはケーブル周りをスッキリさせる事が出来ます。

※付属のDAWについてなのですが、発見する事が出来ませんでした。

以前、所持していたのですが何かついていたのか忘れてしまいました。。。

何かご存知の方はお手隙の際で構いませんのでTwitterにてご連絡いただけますと幸いです。

とにかく机周りをスッキリさせつつ高品質なオーディオインターフェースが欲しい方にオススメです!

10万円代

RME Babyface Pro FS

コンパクトな本体

・小さな本体に多くの入出力を搭載しています。

プロ仕様のマイクプリ

・プロも使用する音質で録音が出来ます。

高品質なモニター出力

・楽曲の多くの情報を正しくモニター出来ます。

  • USB端子:USB Type-B 2.0
  • 入出力数:4in/4out
  • 付属DAW:無し
  • 付属品:USBケーブル、説明書、MIDIブレイクアウトケーブル、専用キャリーケース

楽器店員時代に店頭に飾ってあったオーディオインターフェースがどのように音が違うのか片っ端から試していった事があったのですが、その中で試聴した時に音がとても立体的に聴こえて、どこで何が鳴っているのかがすぐに分かったのがこの前の機種であるBabyface Proでした。

今回ご紹介するこの機種は最新作にあたります。何より本当に音がすごいです。

もし試聴出来る環境に出会った場合にはぜひご試聴してみて下さい!(試聴後、購入したのも良い思い出です。。。)

さて、こちらの機種は先ほどご紹介したApogeeのDuetとは対照的にこの機種に様々な入出力端子が内蔵されています。

そしてMIDI端子という主にシンセサイザーを接続する為の端子も付属のケーブルを本機に接続する事によって使えるようになります。

プロの方も自宅の環境などで使用するオーディオインターフェースとして名前もよく挙がるこの機種ですが、実は持ち歩いてスタジオなどでの録音も想定されていると思います。

なぜそう思うのかと思うと、このオーディオインターフェースにはケーブルと本機を収納できるプラスチック製のようなケースが付属するからです!

これにより様々な場所で使用する事が出来ます。

こちらは付属のDAWは無いのでもし最初に購入される場合には何か用意しないといけませんのでご注意下さい!

今回ご紹介してきた機種の中で一番高いですが、待っているのは最高の音質と所有感です!

いくつか所持していた機種もあるので思い入れがある分、偏った見方になっていないかが不安ではありますが。。。

高いのにはしっかりと理由があるのでぜひステップアップの際や最初から気合を入れて購入される場合にはぜひ楽器店を訪れてご試聴いただいたり、実際に店員さんに聞いてみて下さいね。

今回でオーディオインターフェース編は一旦終了となります。次回はMIDIキーボード編にてお会いしましょう!

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